[naku-yoru] :: DIARY: 2009年10月アーカイブ

2009年10月アーカイブ

October 29, 2009

Paul and the Patients「Hope Is Dead」

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paulandthepatients-band.jpg

ブルックリンから期待の新人バンド、Paul and the Patientsを紹介。今年の5月にAmerican Myth Recordingsという小さなインディーズレーベルからシングル「To The Lions」を出してデビューしています。今月、バンドのオフィシャルブログが立ち上がったみたいで、そこで新曲3曲が配信されています。MySpaceで試聴できる曲に比べて、アコースティックな音色が前面に出ていて全体的に落ち着いたトーンに仕上がっています。フルアルバムの完成が近いのかもしれないね。今後に注目。

[ストリーミング]
Paul and the Patients「Hope Is Dead」
Paul and the Patients「Best of Me」
Paul and the Patients「Tiny Red Light」

[関連したサイト]
■ Paul and the Patients: To The Lions!
■ Paul and the Patients - MySpace
■ American Myth Recordings

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carolineherring-singer.jpgSignature Sounds所属の女性シンガーソングライター、Caroline Herringが来月、新作「Golden Apples of the Sun」をリリースします。彼女の公式ウェブサイトではこのアルバムから新曲3曲が公開されています。

[MP3]
Caroline Herring「Tales of the Islander」
Caroline Herring「True Colors」
Caroline Herring「The Great Unknown」

[関連したサイト]
■ Caroline Herring(公式ウェブサイト)
■ Caroline Herring - MySpace
■ Signature Sounds

goldenapplesofthesun.jpg 「Golden Apples of the Sun」/ Caroline Herring
release : Nov, 2009
label : Signature Sound

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October 29, 2009

Lou Rhodes「One Good Thing」

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lourhodes-singer.jpgThe Cinematic Orchestraと縁のある、女性シンガーのLou Rhodes。来年春にThe Cinematic OrchestraがNinja Tuneの下で設立する、Motion Audioという新レーベルから新作「One Good Thing」を発表するようです。

NinjaTuneのウェブサイトでは、彼女の新曲「There For The Taking」のMP3を公開…という記事がありますが、開いてもフライヤーの画像が表示されるだけですね。あれれ? MySpaceのアーティストページで同曲を視聴できますので、とりあえずそちらを紹介。
(source : ninjatune.net.home)

[ストリーミング]
Lou Rhodes - MySpace

[関連したサイト]
■ Lou Rhodes(公式ウェブサイト)
■ Ninja Tune

thecrimsonwing-ostalbum02.jpg「ディズニーネイチャー/フラミンゴに隠された地球の秘密(OST)」/ The Cinematic Orchestra
release : Aug, 2009
label : エイベックス・エンタテインメント

(12曲目「Crimson Skies」にゲストボーカルとして参加)

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福岡市のけやき通り沿いにある「カフェ・ド・カッファ」にて開催中です。

この前の休日、部屋が寒かったのでここへ本を持って避難。お気に入りのカフェが生活のなかにひとつあるのは良いですね。このお店はビルの2階にあり、ガラス窓は交通量の多い通り側とは反対で、それもぽかぽかと暖かい南向き。行ったその日は偶然にもその小さなテーブル席が空いていて、おおー生き返る~植物のように光をたっぷり吸収してきました。

資料展の開催期間は今月31日まで。また、翌月の11月2日(月)は、小学館から発行された「武満徹全集」の元編集長、大原哲夫氏を招いて講演会を催すそうです。19時からスタートで会費は2千円(コーヒー付き)。 2日の夜は空いてるなぁ、余裕があれば行くかも。
資料展ということで店内には武満徹のCD、レコードジャケット、「武満徹全集」の表装を飾った画家の堀越千秋氏や、全集を手がけた大原哲夫氏の絵画作品が展示されていて、本棚には武満さんの著作に縁のある人々の本(小澤征爾、鈴木大介、イサム・ノグチ、谷川俊太郎、黒澤明、大江健三郎、和田誠など)、そのほか、雑誌やコンサートのパンフレットなど資料がたくさんあります。BGMはもちろん武満さん。

とここまで熱心な風に書いてみたけど、特別、武満徹ファンというわけでもない。持ってるCDもナクソスのものだし…。だけど、癖があってとっつきにくい現代クラシックの印象を変えてくれた音楽家のひとりです。楽曲のタイトルが幻想的で好き。

■ カフェ・ド・カッファ
■ 武満徹全集 - 小学館

takemitsutoru-album.jpg 武満徹:鳥は星形の庭に降りる 他/ 武満徹、ボーンマス交響楽団、オールソップ
rebel : Naxos
1. 精霊の庭 / 2. ソリチュード・ソノール / 3. 訓練と休憩の音楽 『ホゼー・トレス』より(3つの映画音楽) / 4. 葬送の音楽 『黒い雨』より(3つの映画音楽) / 5. ワルツ 『他人の顔』より(3つの映画音楽) / 6. 夢の時 / 7. 鳥は星形の庭に降りる

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本日は恒例となりました「休日まとめて更新日」。せっかくの良いお天気なのに、悲しきは風邪症候群。薄っぺらい鼻水がスルスル止まりません。ちょっと喉も痛いし…。今朝、毛糸の靴下に出動を要請しました。
前に会社で「風邪を引いたとき、どうやって治してる?」という話題になったときに、「ビールを飲む!」という男性がいたなぁ。アルコールの摂取による血管の膨張、血流量上昇の結果体温を高めて一気に回復を狙うという、野蛮な強気な自家療法。でも一理あるよな。じゃあ己はこの前買ってきた日本酒で!

って酒飲みキャラをこんな過疎地で確立させてもメリットは微塵も無い。慌てず騒がず、あったか~くして安静に。これ基本。以下、寝転んで読むためのブックリスト。それにしてはやけに小難しいそうな本? 図書館ユーザゆえ、いつも期限日に追われているのだ。

チェーホフ 短篇と手紙 (大人の本棚) 」: 夏のおわりに東京へ転居した知人との久々のやりとりのなかで、おすすめの演劇を訊かれ「子供のためのシェイクスピアカンパニー」を推しておきました。山崎清介さんの声が好きです(福岡出身とは知らなかった!)。久しぶりに公式サイト見たら、へー、チェーホフもやるんだぁということでこれをチョイス。結構前に読了していた短編がほとんどなのだけど、あれ、「ヴェーロチカ」って当世流行の「草食系男子」のハナシ?

ダブリナーズ (新潮文庫) / 柳瀬 尚紀 」: そもそも、ジョイス読むぞ!と決めたとき、最初に「ユリシーズ」を選んでしまった情報弱者。文庫の二巻が貸し出し中だったのを言い訳に寄り道中。というか、こっちが本筋。

こころを癒す音楽 」: 加藤和彦さんの自殺のニュースを知った後、音楽に詳しい人からザ・フォーク・クルセダーズで一緒だった、精神科医で作詞家の北山修さんという人の話を聞く。その北山さんをはじめ、精神科医や臨床心理士など心理学のプロフェッショナルらがマイ・ヒーリング・ミュージックをひとつ挙げて語るというもの。ショパンの「ノクターン」から「イパネマの娘」、「贈る言葉」まで幅広い。借りてきたばかりの本だけど、これは何だか良作の予感。

追記あります。私的なネタで恐縮ですが。

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October 21, 2009

A Note for Vib-A-Holic.

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ジャズ・ヴァイブをフィーチャーしたコンピレーションアルバムを先月に手に入れたので、今日はそのための備忘録。Wikipediaなどをソースにいろいろと。ライヴの最中に亡くなったり、ロシアン・ルーレットで亡くなったり、壮絶な死を迎えた人がいてすごいというか何というか。

[ヴァイブ奏者]
ライオネル・ハンプトン(1908年~2002年)
レッド・ノーヴォ(=ジョセフ・ケニス・ノーヴィル 1908年~1999年)
ミルト・ジャクソン(1923年~1999年)
カル・ジェイダー(1925年~1982年)
レム・ウィンチェスター(1928年~1961年)
マイク・マイニエリ(1938年~)
ボビー・ハッチャーソン(1941年~)
ゲイリー・バートン(1943年~)


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cameronmcgill-singer.jpg寒露を過ぎて、朝晩がきゅーっと冷えてきました。早朝、東の空が本当に美しい。で、あたたかい料理と日本酒が美味しくなる季節、わーぉ!早く来い来い、冬!
...といっても、人間の体には気温の急な変化が体調不良をもたらしたりもして、冷え性持ちにはそういう意味で素直に喜べない季節でもあります。

てぶくろの温もりが恋しい秋にぴったりのタイトルを冠したアルバムを見つけました。でも出たのは春だ。
アメリカ、シカゴを拠点に活動するフォークシンガー、Cameron McGill の最新アルバム「Warm Songs For Cold Shoulders」です。Parasol Recordsのサイトではアルバムから「Low Ways」が公開されています。イントロはアコースティックギターの優しげな調べから始まって、曲中にはピアノ、そしてやっぱりここでも男女混声。本当に最近こればっかりだ。MySpaceで試聴できる、新曲であろう「Madeline Every Girl」は一転して気分が明るくなる曲。R.E.M.とThe Smithsを何故か思い出しました。

[MP3]
Cameron McGill & What Army「Low Ways」
Cameron McGill & What Army「Madeline, Every Girl」
(その他の曲はこちらで試聴できます)

[関連したサイト]
■ Cameron McGill - MySpace
■ :: Cameron McGill ::(公式ウェブサイト)
■ Parasol Records : Labels : Parasol : Cameron McGill & What Army : warm songs for cold shoulders

warmsongsforcoldshoulders.jpg「Warm Songs for Cold Shoulders」/ Cameron McGill & What Army
release : Apr, 2009
label : Parasol

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thehorsesha-band.jpg新譜ではないけれど、偶然見かけた動物の名を冠したバンド名に惹かれて聴いてみれば…良い! ってことでシカゴのクインテット、The Horse's Ha(ザ・ホーセズ・ハー)のアルバム「Of the Cathmawr Yards」を紹介します。オリジナル盤は6月、国内盤がAfter Hoursというレーベルから4月にリリースされていました。
After Hoursにあるプロフィールによると、このブログでもおなじみのTortoiseと同じレーベル、Thrill Jockeyに所属するFreakwater、The Zincsのメンバーを中心に結成されたバンドだとか。シカゴ周辺はこういうの多いですね。

最初に聴いたときは、[MUSIC]で2008年3月に紹介した1900'sの楽曲に似てるかなという感じ。ただ、こちらはウッドベースやドラムの音などジャジーなサウンド・アレンジを背骨に、アコースティックギターのアルペジオにストリングスの旋律、それに男女の穏やかなヴォーカルがフォークミュージック独特の渇きのようなものを表現しているように聴こえて、やーこれはとても良い音楽。こういう重なりがしっかり計算された音は大好き。今の季節にもぴったりですね。下のMP3のほかにMySpaceで新アルバムから5曲を聴くことが出来ます。

[MP3]
■ The Horse's Ha「The Piss Choir」

[関連したサイト]
■ The Horse's Ha - MySpace
■ afterhours: THE HORSE'S HA "Of the Cathmawr Yards" (AH-097): label
■ Parasol Records : Labels : A Hidden Agenda Record : The Horse's Ha : Of the Cathmawr Yards

ofthecathmawryards.jpg 「Of the Cathmawr Yards」/ The Horse's Ha
release : Jun, 2009
label : Parasol, After Hours

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