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RADIOHEAD: 2007年11月アーカイブ

November 27, 2007

put cheese generously.

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r_thmdinner.png 「パンにもっとチーズのせていい?」
これは、いつかのトムくんの名台詞ですね。
きっと食卓で、長男ノアくんと一緒にこう言って
レイチェルさんにチーズをせがんでいるのだろう。
(ただ、この写真はパーティーでの食事が終わって、
「熱いお茶ください」とでも言ってるように見えますね…)

先週、別の番組ではありましたが、BBC Radioにて2日連続でゲスト出演したトムとエド。
雑誌やTVと違って、ホームである英国のラジオ番組に出演となると、気持ちが緩くなるのか、自然と音楽や仕事のこと以外に話題が飛びがち。しかもそこは名コンビ・トム&エドですから。

菜食主義で知られるトムくん。他のメンバーも、ジョニーが同じく菜食主義、エドとフィルはほぼ菜食主義、コリンさんは何でもおいしく食べる、というプロフィール。
動物愛護主義からベジタリアンなのか、健康上の問題からベジタリアンなのか、よく知らなかったのだけれど、数年前のインタビューか何かで、ベジタリアンになった理由のひとつに「肉を食べると体調が悪くなった」と話していたトム。
「別に肉を食べなくても生きていける」といったようなことも話していて、これには確かに同意。ただ、インタビュー取材でレストランへ行ったときに「食べられるものがない」から、ベイクドトマトと豆だけを食べたとかいう記事の一文を読んで、雑食者の己は菜食の生活ってのは大変だなぁという感想も持った訳です。

余談ですが、食事と言えば、かつてat easeと同じくらい人気だったファンサイト、Follow Me Aroundが作ったドキュメンタリー・ビデオというものを見る機会がありまして。そこでファンがライヴ前に控え室のようなところで食事をしているトムにインタビューをしていたのだけれど、その話の内容よりも、ラップサンドのようなものを文字通り「モリモリ」食べていたトムの姿が印象的だった。

前述の「別に肉を食べなくても生きていける」。
さて、「肉」の部分をどんな言葉に置き換えてみましょうか。
パン? コーヒー? 魚介類? トウモロコシ??
原油高にコスト増、その他諸々。複雑怪奇な経済・世界事情がいよいよ「飽食時代」に影響を及ぼし始め、如何に変わってしまうのかと不安を感じています。
軽度のカフェイン中毒の己としては、コーヒー豆の相場ととも紅茶相場はどうなの?と問いつめたいところ。
燃料の値上がりは普段自転車を使っているから特に響かず、繊維の値上がりも服道楽の真逆に位置している服無精の己には現時点ではさほど関係ないのだが、問題は食料。
無駄食いをしてしまったりすることもたまにあるけれど、基本的には粗食に耐えうる我が身。
究極的にはお米、いりこと昆布(おダシ)にお味噌、大根なぞ、少しの野菜があればいいだろう…。

今日の話の結論。
要するに、TVなどの企画で早食い&大食いして稼いでいる人とはお友達になれないということ。
死人が出て一時期ぱったり止んでたのに、どうして復活してるんだろうね?ああいう騒ぎはみんな好きなの? 実に見苦しく、まったく馬鹿馬鹿しいぜ。
■ ASAHI.COM - 「インスタントコーヒー、1月から値上げ ネスレ日本」
■ 読売ウィークリー - 「『値上げ候補商品』全リスト」
■ SAFETY JAPAN - 「食料品値上げ、狂乱物価より心配なこと(経済アナリスト 森永 卓郎氏)

 
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もうすぐです。
■ BBC Radio 6Music「Steve Lamacq」(16:00-19:00/イギリス時間)

19日の午後4時から7時まで、BBC Radio 6Musicの番組「Steve Lamacq」に出演するのは、Radioheadの最小値と最大値、トムとエド。(懐かしい写真より。身長差、30cm弱くらい?)
edandthom.png edandthom02.png

BBC Radioウェブサイトから生放送も聴けるし、翌日以降はListen Againというメニューでファイルから聴く事も出来ます。ここはやはり夜更かししてでも生放送でしょう。トップページ「BBC-6Music-Homepage」から右側の「On Air Now」で、スタジオ内のウェブカムの映像を見る事が出来ます。番組では、この放送のために視聴者から質問を募集してたようですね。生演奏か何かあれば言う事ないのですが。

ちなみに、翌日20日にもBBC Radio1のZane Loweの番組にも出演予定です。要チェック。
■ BBC Radio1 「Zane Lowe」(19:00-21:00/イギリス時間)

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inrainbowscover02.pngXL Recordingsなどから、来月末にバタバタと発売が決定した、Radiohead「 In Rainbows/レーベル契約盤」ですが、アルバムの公式カバーが明らかになりました。特に変わったところ・・・
あるわけないですね。
そんなこんなで、結局、UK盤、US盤、そして日本盤と、いつものように普通にレコードレーベルから流通される状況に落ち着いた事で、ひとつどうでもいい疑問が生じた。「直送される『Discbox・40ポンド』の分と差異はあるのか?」

Radioheadのファンは大方おそらく10月の時点でDiscboxを購入しているはずだものね。
「総ダウンロード数は100万超」というニュースが確実ならば、純粋にDLだけ申し込んだ人数はざっと見積もっても50〜70万くらいじゃないのかな…。適当ですけど。
各レコードレーベルのマーケット部門は、契約取って、ぎりぎり年末の祝日ウィークに間に合わせたはいいものの、先に出る直送の分と同じ商品をそのまま出したところで、お客にさほどウケないのは至極当然の話でしょうから、何か「オマケ」を付けてくるに違いない。適当ですけど。

「オマケ」だなんて、裏表紙に暗号だなんてのはもう無しね。その番号にかけたら、トムが電話に出てくれる、みたいな。

poster006.png 普通にポスターとかがいいんですけど。
昔、シングルのUK盤についてたようなミニポスター。
雑誌の写真なんて、今だにトム贔屓なんだもの。
特集「Radiohead」なのに、表紙「トム・ヨーク」。
NMEなんか、すげぇアップだったもんな。毛穴まで丸見え。
己は5人でね、びしっと決めてるのが好きなのですね。
奇数って何か良いじゃないですか。好きですよ、奇数。
「Hail To The Thief」の時に買ったこの「暗闇」ポスターは気に入っていて、
今でもしっかり自室の壁に留めてるし。

あ、なんか上の方から視線が刺さってくる。げ、トムがたくさんいるよぅ。うじゃうじゃ。

NME・RADIOHEAD大特集号の表紙が、ページ1枚にプリントされたNMEの広告ページ。
「Kid A」のころの、「HOLLYWOOD STARS」Tシャツを着て、下腹部に瓶を当ててるトム。
ある方に頂戴した、2003年のライヴのステージで万歳をしてるトムの生写真(ブロマイドって言うの?)
HMVのフリーマガジンの表紙になったやつは、何となく貼りっ放しになってて・・・
ぎゃ、しかも2007年のRADIOHEADカレンダー、11月はトムじゃないか。

これもカメラマンがこの人ばかりにピントを合わせるからだ。5人一緒とか、あなた一人だとか言う以前に選択肢がまるで無いって言う話なのだよ、トムくん。レイヤー構造は音楽だけにしといたら? なんか一人だけ浮き出して見えて、エンボス効果?
ほらほら、後ろでぼんやりしっぱなしのグリーンウッド兄弟がぼやいてるぜ。
エドとフィルに関しちゃフレームアウトかよ・・・。己ってば、フィルの隠れファンなのにさ、もう。

rhd-greenwoodandyorke.png

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ウェブキャストも無事終わり、今頃はクリスマス休暇の計画でもたてているのでしょうか?
当日のオックスフォードのスタジオはこんな感じでした。まさに「ザ・酒宴」ですね。この、飲んべえども!ナイジェルとトムの飲んでる赤いのはお酒?それとも健康を気にして紫蘇ジュースとか?
お酒の銘柄は? 大きい写真はこちら
drunk_friday.png
(source:Adam Buxton)

ウェブキャストのことが先行したので、その他のニュースをまとめます。備忘のため。

まず、XL Recordingsと正式に契約したRadioheadですが、「In Rainbows」("Dealing edition"とでもすればいいのか…)の同レーベルからのリリースは12月31日の予定。また「Jigsaw Falling Into Place」がシングル盤として、1月14日に発売が予定されています。
(source : at ease11/8付News

XL Recordingsとの契約ということで、以前当サイトで「日本盤はベガーズジャパンから?」などと書きましたが、「In Rainbows」日本盤はHostess Entertainment Unlimitedから発売される事が決まったようです。発売は12月26日(…実はこの日は己の誕生日)の予定。
Hostessが契約しているミュージシャンは、Enter Shikari, Mum, Animal Collective, Vitalic, Arctic Monkeys, Teenage Fanclub, Juana Molina, Jazzy Jeff, Subtle, Dinosaur Jr, Mogwai, Soulwax, Moodymann, Bonde Do Role, Herbert, Ghostface, Madlib, Little Barrie, TV On The Radio, Devendra Banhart, The Kills, Vashti Bunyan, The Gossip, Four Tet, Robert Wyatt, Felix da Housecat, J Dilla, Peaches, Dangermouse, Wild Beastsなど。
(source : at ease11/9付News

Talking Headsの元フロントマン、David Byrneが、雑誌「WIRED」の企画でオックスフォードのスタジオを訪れ、トムと対談したそうです。何号に掲載かは未定とのこと。
Talking Headsといえば、Radioheadがメジャーデビューの際、On A Fridayから改名するように言われて、 彼らの曲「Radio Head」から拝借したのですね。
(source : at ease11/11付News

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今朝(イギリス時間で9日夜)、予告通りウェブキャストが放送されました。残念ながら己は早出の仕事だったので、生では見れずじまい。中州で一杯飲んで、22時帰宅。いま、血眼でYouTubeを彷徨っています。(別の意味でも”血眼”なんだが)

以下、at easeを参照に記述。
イギリス時間の21:20からスタート。オックスフォードのスタジオからの放送でした。URLは結局、www.radiohead.tvになったようでした。「Thumbs Down」と題された、今回のウェブキャストの内容はこんな感じ。

・「Bodysnatchers」ライヴ
・映画「Seven」にミックスされた「15 step」(と、歌う生首トム…)
・ちょっと寒そうな丘の上で演奏された、トムとジョニーによる「Faust ARP」
・The Smiths「The Headmaster Ritual」のカバー(モリッシーの声色を上手く真似てる)
・Joy Division / New Order のカバー
・「Jigsaw Falling Into Place」ヘルメットカメラ・バージョン(かっこいい曲なのに大笑)
・「Reckoner」ライヴ
・7日にテスト放送されたBjork「Unravel」の映像の再放送
・DJプレイ・・・などなど。

盛りだくさんの内容だったようですね。ああ、生で見たかったなぁ。

DJプレイでは、己の大好きなJuana Molina「Micael」やJorge BenやBonnie Prince Billiyをかけていたとのこと。SquarepusherとBauhausはトムのお気に入り、Asian Dub Foundationはエドのお気に入りだったっけ?
ともかく、Juana Molinaをかけてたっていうのには、本当にびっくりした!自分の好きな音楽を、偶然にもRadioheadの皆が聴いているのって凄く嬉しいものですね。

YouTubeにアップしてあったものをいくつか貼っておきます。
■RadioheadWebcast/Thumbs Down


■Radiohead「Faust ARP」緑の丘の上バージョン(走れ!走れ!)


■Radiohead「Jigsaw Falling Into Place」ヘルメットカメラ・バージョン
(愉快なひとたち)


■The Smiths「The Headmaster Ritual」


■Radiohead「Reckoner」

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先日の怪しげな予告の通り、数年ぶりにRadiohead Webcastが配信されます。万歳。
イギリス時間の9日夜ということで、日本では10日の朝ですね。無念。

Radiohead.comのブログページ、DEAD AIR SPACEにて、StanleyがWebcastの放送について詳細をお知らせしてくれています。QuickTimePlayerを準備しておいてくれ、とのこと。Webcast専用のサイトのアドレスが紹介されています。チェックしておきましょう。・・・「RADIOHEAD TV」、懐かしいですね。■ RADIOHEAD TV(www2.radiohead.tv)

本番に先駆けて、テスト版が放送されています。
7日にナイジェルが登場した「Test Webcast」と題された短い映像が1本、8日に「entanglement」と題された数分の映像が2本公開されています。「Entanglement」パート1はトムのIdioticでCoolなDJプレイ。2本目はBjorkの「Unravel」をスタジオでカバーしています。Thom DJing…トムくんお得意の戯けた振りは相変わらずのようで。

■ Radiohead Testcast : entanglement/Thom DJing


■ Radiohead Testcast : entanglement/Bjork「Unravel」

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先日、11月5日はRadioheadのギタリスト、ジョニー・グリーンウッドの36回目の誕生日でした。
Happy Birthday, Jonny!!
at easeには、またまた「すてきな帽子」を被ったジョニーくんが

jonny_piano02.png

at easeの5日付けのNewsによると、今週の金曜日に、Radiohead Webcastの予定?? BBC Radio6の番組内で、Adam Buxtonが語ったそうですが・・・詳細は不明。
(source : at ease)

今日の本題はこちら。「In Rainbows」の時と同じく、こちらも寝耳に水ですね。
RadioheadがParlophone(EMI)契約中にリリースした6枚のアルバム(1993〜2003)と、ライブアルバム「I Might Be Wrong Live Recordings」(2001)1枚がセットになったボックスセット・コレクションが、3種類の形態で12月10日に発売されるとの事。
購入のための”RADIOHEAD STORE”という公式のサイトも既にオープンしています。
(source : at ease)

album_img.png 1)「Limited Edition 7 Album CD Box Set」
価格/39.99ポンド
1993年から2003年の間に発売された、ライヴアルバムを含むすべてのアルバムが入った豪華ボックスセッ ト。アートワーク入り、デジパック仕様。
詳細は公式サイトへ。

digital_img.png 2)「7 Album Digital Download」
価格/34.99ポンド
上記のボックスセットのデジタルダウンロード版。MP3ファイル(320 kbps)で、アートワーク入り。
詳細は公式サイトへ。

usb_img.png 3)「Limited Edition 7 Album USB Stick」
価格/79.99ポンド
6枚のアルバム+ライブアルバムのWAVオーディオファイルが記録された4GBのUSBスティック。Radioheadのアイコン「Bear(アングリーベア)」がデザインされている。アートワーク入り。
RADIOHEAD STOREだけの独占販売。
詳細は公式サイトへ。

日本の某所でも「突然の〜〜」が流行っているようですが(まったく政治屋さんたちは何をしているのだろう?)、いやはや凄いですね、EMI。

この「Box Set Collection」発売企画、前々から決まっていたものだったのか。
それともバンドと再び契約を結べず、「In Rainbows」の発売権を逃したことによる対抗策なのか。対抗策なんてヤラしい言葉使いましたが、当然、発売権はレーベルにあり、バンド側との協議もあったはず。悪意は何らありません・・・が、これらはレーベルの資産であり、実際多額の金を生みますよね。CDボックスセットの「39.99ポンド」という絶妙な価格設定あたりに、個人的に詮索、もとい興味をそそられなくもないですけど。

いずれ、アルバムコレクションは出すだろうと予測はしていましたが、しかし今更、アンベアっていうのもなぁ。CDボックスを出すのに、USBスティックでも出す意味がよくわからない。内容の価値を超えて、完全に「デザインがBearだよ、ここだけの限定発売だよ」ってだけの商品じゃないか。
・・・買うのかな、己? 買うんだろうな、己。

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更新したばかりの「50 Song Playlist (Ver.08)」ですが、Radiohead「Weird Fishes / Arpeggi」を「15 Step」に変更しました。「Arpeggi」だと多少収まり過ぎて、逆に浮いてしまうので。
Finetuneでは高音部分が弱いようで、せっかくのかっこいいハンドクラップが決まっていない。

at easeの10月31日付けNewsによると、Radiohead「In Rainbows」のレーベル契約とリリースについて、進展があった模様。2006年に、トム・ヨーク個人の名義でのリリースとなったアルバム「The Eraser」の発売元であるXL Recordingsとの契約交渉で、共に合意したとのこと。元々のソースであるBillBoardのサイトを見てみると、「Radiohead、『In Rainbows』でXLと契約完了。」とあります。
(source : at ease

多少でもご縁のある信頼できる取引先にお任せするという話。ATO Recordsの話のほうも、それなりにご縁があったらしいのですが。しかし、XL Recordingsからリリースとなると…「The Eraser」のときのように日本盤も出たりするのでしょうかね。ベガーズジャパンから。

w.a.s.t.e.は来月の一斉発送に向けて、今頃きっと、スタッフ総出できりきりと働いているのかと思えば、日本から美味しいみかんでも労いとして贈って上げたい。12月と言えば、来年のRadioheadカレンダーは一体どうなるのだろうか? 「2008年のカレンダーは多忙につき、発売中止」なんて事態にでもなったらどうしようかな。
・・・むっっ! もしや、エンハンストCDの「アートワーク」てさ、このカレンダーだったりしないよな?!「デスクトップ版カレンダー」とか言ってさ。怖

「In Rainbows」を聴いていて、そりゃギターがいっぱしに弾けるなら、フレーズを実際にたどってみたいと思う。「Faust ARP」とか「Jigsaw Falling Into Place」とか。しかしながら、元々素人レベルなのに、夏は汗かくから楽器触りたくないとかで練習さぼって、ちょうど今時分、秋は毎年ド素人。
しょうがないから、手始めに「High And Dry」でも練習するか。この前の休日にアコギとテレキャスデラックスを調弦しました。トムくんのパートは省略すれば3つのコード、F#m7 > A > E > Eで済む。ジョニーのパート、下のYouTubeの3:00から20秒ほどのソロ部分なんか決められたら最高だろうな。
それにしても、動いてる金髪のトムくんお久しぶり、やっぱりすてきだわ。今の己と同じくらいの年齢なのか。

■ Radiohead / High And Dry

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