資料展「武満徹の世界」@福岡けやき通り - [naku-yoru] :: DIARY
October 23, 2009

資料展「武満徹の世界」@福岡けやき通り

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福岡市のけやき通り沿いにある「カフェ・ド・カッファ」にて開催中です。

この前の休日、部屋が寒かったのでここへ本を持って避難。お気に入りのカフェが生活のなかにひとつあるのは良いですね。このお店はビルの2階にあり、ガラス窓は交通量の多い通り側とは反対で、それもぽかぽかと暖かい南向き。行ったその日は偶然にもその小さなテーブル席が空いていて、おおー生き返る~植物のように光をたっぷり吸収してきました。

資料展の開催期間は今月31日まで。また、翌月の11月2日(月)は、小学館から発行された「武満徹全集」の元編集長、大原哲夫氏を招いて講演会を催すそうです。19時からスタートで会費は2千円(コーヒー付き)。 2日の夜は空いてるなぁ、余裕があれば行くかも。
資料展ということで店内には武満徹のCD、レコードジャケット、「武満徹全集」の表装を飾った画家の堀越千秋氏や、全集を手がけた大原哲夫氏の絵画作品が展示されていて、本棚には武満さんの著作に縁のある人々の本(小澤征爾、鈴木大介、イサム・ノグチ、谷川俊太郎、黒澤明、大江健三郎、和田誠など)、そのほか、雑誌やコンサートのパンフレットなど資料がたくさんあります。BGMはもちろん武満さん。

とここまで熱心な風に書いてみたけど、特別、武満徹ファンというわけでもない。持ってるCDもナクソスのものだし…。だけど、癖があってとっつきにくい現代クラシックの印象を変えてくれた音楽家のひとりです。楽曲のタイトルが幻想的で好き。

■ カフェ・ド・カッファ
■ 武満徹全集 - 小学館

takemitsutoru-album.jpg 武満徹:鳥は星形の庭に降りる 他/ 武満徹、ボーンマス交響楽団、オールソップ
rebel : Naxos
1. 精霊の庭 / 2. ソリチュード・ソノール / 3. 訓練と休憩の音楽 『ホゼー・トレス』より(3つの映画音楽) / 4. 葬送の音楽 『黒い雨』より(3つの映画音楽) / 5. ワルツ 『他人の顔』より(3つの映画音楽) / 6. 夢の時 / 7. 鳥は星形の庭に降りる

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