[naku-yoru] :: DIARY: Various Music/Bands: 2007年11月アーカイブ

Various Music/Bands: 2007年11月アーカイブ

児童の頃に両目を怪我した所為で、視力が0.0なんぼという目玉二つを抱えて、薄ボンヤリとした輪郭の曖昧な世界で二十年以上生きてきた己。
今はお洒落とやらで、度の入っていない眼鏡をかけているヤツがいるそうじゃあないですか。
「知的かつクールな趣のフレーム」? お前ら、前に一歩出て、歯ぁ食いしばれぃ!ですよ、まったく。
もし、ドラゴンボールが手に入ったら、金や時間や語学力よりも「視力を良くして下さい」と頼もうと、日々夢想しているくらいなんだもの。

そんなアンチ・眼鏡男子の己でも、世に尊敬する眼鏡男子(日本人)が二人だけいる。
元Number Girlの向井秀徳と54-71のBINGOさんだけだ。

この間、人から「邦楽は聴かないんですか?」と尋ねられ、「日本の音楽なんて、Number Girlと54-71とGreat 3と菅野よう子で十分だ!」と、イクスクラメーションマーク付きで答えてやったら、本人はぽかん。 むぐ、これだからボーイズグループ好きというヤツは・・・

Tortoise経由で知ったGreat 3。
説明無用の天然永遠小女系天才作曲家の菅野よう子
何を差し置いても、Number Girlに54-71。
今ではすっかり紅茶とコーヒーの色にゆるゆる染まってしまった内耳と聴覚神経、および音楽的センスを、 この2つの音楽が、日本酒の如き鋭さと透明感と重量感をもって、我が血肉と魂の由来を知らしめてくれるのです。

■ Number Girl 「Omoide In My Head(Live)」

54-71っていつの間にかギタリストが入ってた。4人になってた。出遅れた!
「MySpace.com」と「MySpaceTV ビデオ」にページを新設したみたいです。ビデオはコント・バンドみたいで面白い画ですね。今は東の方をライヴで巡業しています。もしや・・・福岡もう来ちゃった?!!
■ MySpace.com - 「54-71」
■ MySpaceTV ビデオ - 「54-71's latest video」

「LIfe」はしかし名曲ですね。ついでに7:3と眼鏡のBINGOさんしか知らない素人。
お顔立ちが良い人だから、ジャージ&ボーズでもかっこいいですね。動きは超ド変態ですが。
■ 54-71「Life(Live)」

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自称、”Independent Music サポーター”が不定期で紹介するシリーズ、「レーベル探訪」。
第3回目はアメリカ、ワイオミング州のレーベル「Asthmatic Kitty Records」。
「喘息子猫ちゃんレコード」・・・もう、ひどい名前だなぁ。
でもレーベルのロゴは、にゃんこがのんだのんだしてるシルエットでかわいいですね。
直接買い物すると、インボイスにこのロゴが入ってきたりするのかな?
■ Asthmatic Kitty Records

アーティストはこんなの。
Banky、Castanets、Cryptacize、Half-handed Cloud、Liz Janes、My Brightest Diamond、Rafter、Shapes and Sizes、Sufjan Stevens、The Curtains

トップページの右側のサイドバーに、ミュージシャンたちの名前があり、そこからそれぞれの紹介ページにジャンプするようになっています。その紹介ページで、下の方に「mp3s」というコンテンツが置いてあって、1〜数曲が無料でフル・ダウンロード可能。
耳なじみの良いポップな音のHalf-handed Cloud、軽めなエレクトロニカ/クラブチューンのMy Brightest Diamond、オルタナティヴ寄りのRafterとSufjan Stevensなど、音色は様々でなかなか楽しい。

ページのメニューバー「shop」をクリックすると、購入ページにジャンプします。このレーベルも例に漏れず、CDカバーがグッジョブですね。動物ジャケみっけ。「Unusual Animals」と題された2枚のコンピレーションCDは、にじみの技法が特徴的な動物のイラストが描かれていますが、何とナマケモノ! これは滅多にないぞ。(画像をクリックすると、各ページにジャンプします)

donegonefire.png michigan.png enjoyyourrabbit.png unusualanimals01.png unusualanimals02.png

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BSPファン待望のこの嬉しいニュース、公式の告知からずいぶん時間が経ってしまいました。

Radiohead、Tortoiseの次に大好きなBritish Sea Power、待望の3rdアルバム完成との事!
タイトルは「Do You Like Rock Music? 」。先行シングル盤「Krankenhaus?」の発売は11月20日に予定されています。

krankenhaus.png "Krankenhaus?”/British Sea Power
release : 2007
label : RTW
1. Atom (Main) /2. Down On The Ground/3. Straight Down The Line/
4. Hearing Aid/5. The Pelican/6. (video)/7. (video)

バンドの公式サイトでは、メーリングリスト登録者全員に向けて、この先行シングル盤に収録されている「Atom」の無料ダウンロードを提供しています。
トップページの下にあるEmailというフォームにアドレスを入力して送信すると、メーリングリスト登録完了のお知らせとともに、この「Atom」の無料ダウンロード専用のURLが添付されてきます。
で、この新曲「Atom」。・・・すげぇかっこいいです。もう、やってくれるね、BSPよ。

British Sea Powerとの出会いは1stアルバムの曲「Remember Me」のスタジオライヴを見て。
音がかっこいいのも良かったのですが、実は「葉っぱ」を見てウケた己。

このサイトでも、余裕があれば、Tortoiseの下に「BSP」とナビを置いてファンページを作りたいのですが、そうするとなると、同じく「お気に入りの音楽ランキング」3位タイのThe Sea And Cake/Sam Prekopと、Travisと、Kings Of Convenienceのページも作らなくちゃいけないなぁ。ちなみに「3位」という順位は「ラジオ番組にゲストで出たら、日本時間で朝4時になるとしても早起きして聴く」レベルです。

bsp-band.png
イギリス、ブライトンで活動を始めたBritish Sea Power。メンバーは上の写真右手前からYan、その弟のHamilton、右奥からWood、Eamon、Noble。現在はEamonが抜け、4人で活動しています。

bsp001.png 2001年にRough Tradeからシングル盤「Remember Me」が発売。
PulpやThe Flaming Lipsのサポートやライヴをこなし、2003年、1stアルバム「The Decline Of British Sea Power」を発表。音楽雑誌NMEやMOJO、同じミュージシャンから高い評価を得た。「Carrion」「Lately」最強。その後、The KillersやThe Strokesのサポートをつとめ、世界各国の音楽フェスにも出演しました。

bsp002.png 2005年、2ndアルバム「Open Season」を発表。このアルバムではヤンの弟、ハミルトンも何曲かの歌を担当。当時、このアルバムのブックレットを読んでいたら、「Radioheadのトム・ヨークもお気に入り」というのを偶然見つけて、大変驚いたのでした…。この時は2枚のシングル盤が発売されました。

「ネオ・サイケデリック」とか呼ばれているらしい。口ずさみ易さの隣に潜んだ陰鬱な湿り気を帯びたUK産のメロディに心掴まれ、2本のギターパートがしっかり脇を固める。多分、こういうボーカルは”ヘタウマ”と言うんだろうけど、己は凄くいい味出してると思うヤンの歌声。
YouTubeからいくつか。新曲「Atom」、己の見た「葉っぱ」のTVライヴなどお気に入りをいくつか。ガチャガチャして、すげぇかっこいいですねぇ。
来日はいつだろうね。次は絶対に行くからな。・・・Radioheadとダブらない限り・・・。

■ British Sea Power「Atom」(Live)

■ British Sea Power「It Ended On An Oily Stage」

■ British Sea Power「When I Go Out」

■ British Sea Power「Remember Me」(Live)

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November 8, 2007

readmuzik vol.05 Guitar Japan tour

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イベントのお知らせです。以下、popmuzik recordsウェブサイトより引用。
CDのイメージをクリックするとpopmuzik recordsのページへジャンプします。一部試聴可。
■ popmuzik records (@Fukuoka)

readmuzik vol.05
Guitar Japan tour with Takashi Wada and Solovyev
2007/11/30 at fukuoka rooms
open / start 20:00 〜 (オールナイトイベントではありません。23時30分終了)
TOUR CD with advance 3300 (popmuzik records 店頭販売のみ)

advance 3000 / door 3500 (each 1 drink order)
L-CODE 88307
(チケットはLAWSON TICKETにて発売中。)


[act]
・Guitar
・Takashi Wada
・Solovyev
・Thomas Vekne (DJ)
・kamata kohshi (Live)

■ Guitar
guitar.jpg

デジタル・ジョッキーことミハエル・ルックナーとアヤコ・アカシバによるネオ・シュー ゲーザー・ユニットGuitar。マイ・ブラディー・ヴァレンタインのシューゲーザー・ サウンドの輝きを見事に消化させた1stアルバム「Sunkissed」( Morr Music,2003)や、 2ndアルバム「Honeysky」(Third Ear 2004)の大ヒットで、数多くのリスナーの心を  掴み、また様々なアーティストにも多大な影響を与え、現在のエレクトロニカ・ ネオ・シューゲイザームーヴメントの生みの親的存在である。その後、よりシューゲー ズ色を強めた「Saltykisses」(Third Ear 2006)、琴や琵琶の音色を取り入れたオリエ ンタルなサウンド「Tokyo」(Onitor 2006)、そして"海の音"をテーマにギターとい う楽器の可能性をとことん探求した最新作「Dealing with Signal and Noise」 (Onitor 2007)をリリース。

sunkissed.png honeysky.png saltykisses.png tokyo.png

■ Takashi Wada
Takashi-press9.jpg

1982年生まれ、東京出身、ベルリン在住。音楽やアート、またそれらと人との関わり に重きをおきながら創作活動を続ける注目の若手アーティスト。16歳の時に、ニュー ヨークで、ジャズ・ギターやボサノヴァなどの音楽理論を学び、19歳でパリの大学に 入りクラシック・ピアノや更にジャズ・ギターを学んだ本格派。これまで独Onitorレー ベルから2枚のアルバム「Meguro」(2004)、「Araki」(2006)をリリース。独自の感性 でひたすら心地良い空間的な響きを追求したよう音響ハウス/エレクトロニカ・サウン ドは、ここ日本でも注目を集め、2006年にはSonar Tokyoに出演。この秋、ベルリン在 住の有名アーティスト達(Vladislav Delay、Robert Lippol、Miwon etc...)とのコラ ボレーション曲をフューチャーした3rdアルバムをリリースする予定。
meguro.png brandnewpeople.png

確かにMy Bloody Valentineを思わせるGuitarのサウンド。
さて、マイブラといえば、Pitchforkから驚きのニュースが届いています。
■ Pitchfork : New My Bloody Valentine Album Due This Year??
なんと、年内に新しいアルバムが出る?! ケヴィン先生、信じていいの??

■ My Bloody Valentine「Only Shallow」

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