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Various Music/Bands: 2008年12月アーカイブ

December 25, 2008

Blurが帰ってきます。

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(image:flickr/A tea but no e)

最初に記事を読んだとき、これは映画化だろって思った。

来年7月3日のロンドン・ハイドパークにおいて、2002年のグレアム脱退以来、はじめて4人でのギグが実現するBlur。BARKSの23日付けのニュースによる、デーモンとグレアムのわだかまりが解けるシーンがこちら。

デーモンは10月、<BBC Electric Proms>でAfrica Expressのパフォーマンスにゲスト出演したが、コクソンがそれを見に訪れたという。「2人で散歩に出て、菓子パンを買ったんだ。エクレス・ケーキだったと思う…。で、入り口のとこに腰を下ろした。それから、お互いを見合って“もう終わった、そうだろ?”って言ったんだ」

伝記的な映画が将来出来たら、絶対ここはハイライト間違いなし。読んでいてさえも涙が出てきたもん…。「菓子パン」ってのがまたポイント高いわ。
(source : BARKS)



nmecover-blur.jpg 件のハイドパークのチケットはたった2分(120秒!!)で売り切れ。これは世界中からファンが集まる伝説的なイベントになりそう。イギリスの音楽週刊誌NMEの12月8日号は「BLUR REUNITED!」と題した特別号でした。24日付けのNMEのニュースによると、その再結成についてのデーモンのインタビューを25日にNME Radioの番組内で公開するとのこと。詳しくはこちらへ。

[関連した記事]
■ NME - Read an exclusive free extract from BLUR's ONLY comeback interview (Dec 10, 2008)
■ NME - BLUR SPEAK: 'We are reuniting for Hyde Park gig' – Exclusive (Dec 9, 2008)

Blurは特に大ファンというわけではないのだけど、「Parklife」から「13」「Think Tank」などを聴いていました。感情的な理由で仲違いしてバンド活動が停止してしまうのって一番悲しいことだと思うので、今回のBlurの再結成はいち音楽ファンとしてすごく嬉しいニュースです。皆いいかんじに齢とっちゃって、これ見たらまた泣けてきたー。
■ BLUR CO.UK (公式ウェブサイト)

■ Blur - This is a low (live in Glastonbury)

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December 21, 2008

Early Christmas Presents.

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(image:flickr/krisdecurtis)

Googleリーダーで購読しているRSSフィードで、最近ミュージシャンのクリスマス・ソングものが溜まってきたので、面白かったものを整理してみた。

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Fleet Foxesが16日、アメリカNBCの番組「Late Night with Conan O'Brien」に出演し、「English House」を披露しました。
(source : Pitchfork)

Pitchforkの記事では最初、動画へのリンクをHuluへつけていたのですが、アメリカのユーザしかアクセスできなくてがっかり。ところが今確認してみたらYouTubeにアップされていました。動画のパーマネントリンクへ進むと、わ、HDモード!これはすごい!

■ YouTube - Fleet Foxes - Conan O'Brien 12/16/08



関連して、今日付けでThe AgeというニュースサイトにFleet Foxesの記事。この他に、Access Interviewsで見つけたバンドのインタビュー記事をまとめてみました。
■ theage.com.au - No fleeting fad
■ The Sun | Showbiz - SFTW speaks to Fleet Foxes (5 December 2008)
■ Times Online - Fleet Foxes on their rising fame (20 June 2008)
■ The Independent - On the hunt for meaning with Seattle band Fleet Foxes (13 June 2008)

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12月15日に公開された、アメリカのラジオ局NPR(National Public Radio)の番組「All Songs Considered」では「NPR Listeners Pick The Year's Best Music」ということで、今年リリースされた中でもっともリスナー投票数が多かった音楽、上位25作品が紹介されています。
この番組はメディアプレーヤーで配信中。後日、ポッドキャストでも配信されます。リンク先のページでは、1曲ずつ聴くことも出来ます。

やたー、Fleet Foxesが1位!Death Cab For Cutieが5位!
その他にも当サイトのMusicで3月と4月に紹介した、Bon IverやVampire Weekendがそれぞれ3位と2位。Sigur Rosは10位。
TV on the RadioやMy Morning Jacketは一つ前のアルバムまでしか聴いていなかったけど、新しいアルバムはなんかかっこよくなってる。
以下ののページでは「It's a Fantastic Record」と賞賛レビューのFleet Foxes。
■ 'Fleet Foxes' Tops Listeners' Music Poll :: NPR Music

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先日、夜中にFMを聴いていたら、知ってはいるんだけどミュージシャンが思い出せない曲が流れていて、もやもや。このニュースを読んでようやく思い出した、Pearl Jamでした。

1991年にアルバム「Ten」でデビューしたPearl Jam
その「Ten」のリイシュー盤が4種類のセットとなって、Legacy Recordingsから3月24日にリリースされるそうです。セットの内容をまとめてみました。

【The Legacy Edition】
アルバム「Ten」のリマスター版とプロデューサーであるブレンダン・オブライエンが手がけたリミックス曲、2枚目にはボーナストラック(「Brother」「Just a Girl」「State of Love and Trust」「Breath and a Scream」「2,000 Mile Blues」「Evil Little Goat」)が収録。

【The Deluxe Edition】
上記のThe Legacy Editionの内容+1992年の「MTV Unplugged」に出演したときの映像をおさめたDVD。

【The Vinyl Collection Edition】
上記のThe Legacy Editionのレコード盤4枚組み(ボーナストラックは未収録)。公式サイトの情報によれば、こちらには1992年の「Drop in the Park」のライヴ音源も収録?

The Super Deluxe Edition】
上記のThe Deluxe EditionとThe Vinyl Collection Editionがセットになっている。CD2枚+DVD1枚+LP4枚に、「Alive」、「Once」、「Footsteps」を収録したデモカセット「Momma-Son」のレプリカという内容。さらにエディ・ヴェダーの作曲ノートや写真のレプリカなどが含まれている。
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2011年でデビュー20周年をむかえる記念として、これらを含めたリイシュー・キャンペーンを今後2年間で続けていく。 (source : Pitchfork)

[関連した記事]
■ OOPS! - 全世界で1,200万枚以上を売り上げたPEARL JAMのデビュー・アルバム、『Ten』が4種類のスペシャル・エディションでリイシュー

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シカゴのレーベル、Thrill Jockey Recordsのウェブサイトで、アドベント・カレンダーにちなんだスペシャル・コンテンツ「2008 Advent Calendar Free Surprises Every Day!」を公開中。

12月1日から24日まで、毎日1枚ずつカードをめくっていくと・・・

フリーMP3ファイルがプレゼント。
今日までの音源をまとめてみると、

12/1
High Places - "From Stardust to Sentience" from the album High Places on Thrill Jockey.
12/2
Occidental Brothers Dance Band International - "Komokosaka Te Na Basi" from their self-titled, self-released album.
12/3
The Dead Science - "Make Mine Marvel" from the album Villainaire on Constellation Records.
12/4
My Moon Boots - "Messages From Water Pt. 1 & 2" from the album Vosotros Presents : The Lazy Susan on.
12/5
Beaten by Them - "The Asiatic Capital Vista" from the album Signs of Life on Logicpole.
12/6
Ala Muerte - "Choose Your Own Ending" from the album Santa Elena on Public Guilt.
12/7
Vincent Black Shadow - "Shamanix" from the album More Deeper on Heart Break Beat.
12/8
Boston Spaceships - "Go For The Exit" from the album Brown Submarine on Guided By Voices Inc.
12/9
The Coctails - "First Snowfall" from the box set Popcorn Box on Carrot Top Records.
12/10
David Greenberger & Birdsongs Of The Mesozoic - "How Records Are Made" from the album 1001 Real Apes on Duplex Planet.

先に開けてみたくなっても、ぐっと我慢しましょう。



Thirll Jockey Recordsの新譜いろいろ。

hightime.jpg "High Time" / Pit er Pat
label : Thrill Jockey Records
103254.jpg "Car Alarm" / The Sea and Cake
label : Thrill Jockey Records
highplaces.jpg "High Places" / High Places
label : Thrill Jockey Records
themightyship.jpg "The Mighty Ship" / Angela Desveaux
label : Thrill Jockey Records
sunonsun.jpg "Sun On Sun" / Pontiak
label : Thrill Jockey Records
remember.jpg "Remember" / The Fiery Furnaces
label : Thrill Jockey Records
kale.jpg "Kale" / Arbouretum - Pontiak
label : Thrill Jockey Records

December 9, 2008

Ladyhawke 1stアルバム「Ladyhawke」

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彼女のデビューアルバム「Ladyhawke」が猫ジャケということで、Diaryで取り上げようかと思ったのだけど、最初にPitchfork.tvで「My Delirium」のミュージックビデオを見たときの感想からして、掲載にはぎりぎりなラインだった。楽曲はさておき、彼女のブロンドのもさもさヘア、濃いアイメイク・・・おぅ。
それが今や、偶然MTVで「Paris Is Burning」のビデオを見てからというもの、コテコテフレーズが耳について離れない。バックのシンセ、ギターリフ、気だるいグルーヴ感。聴く人によってはかなりの中毒性あり、かも。歌声はすごく好き。

■ Ladyhawke - Paris Is Burning

Ladyhawkeはニュージーランド、その後渡ったオーストラリアのシドニーでいくつかのバンドに在籍したあと、2006年にはLadyhawkeというアーティストネームで作曲活動を始める。2007年後半にロンドンへ移ったLadyhawkeはModularと契約、デビューアルバム「Ladyhawke」の発売にいたる。国内盤は今月発売予定。アルバムにはオリジナル曲のほかに、PeachesやCut Copyによるリミックス曲も収録されている。
猫はデザインじゃなく、本当に好きみたいですね。MySpaceによると、好きなものはギター、シンセ、猫、ノイズ、映画とのこと。ぜひ姉御と呼ばせてほしい。

ladyhawke.jpg 「Ladyhawke」 / Ladyhawke
label : Modular (UK) / ユニバーサル(日本)
release : Sep, 2008 / Dec, 2008

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12月13日(土)、福岡市天神の丸善福岡ビル店で、「マトリョミン・アンサンブル」と題して、マトリョミンの演奏イベントが開催されるそうです。時間は午後3時から。
店内フロアでは、マトリョーシカのフェアも同時開催されていて、実際にマトリョミンを触ってみることもできます。

テルミン演奏家でマトリョミンの生みの親でもある竹内正実氏と、その弟子たちで結成されたマトリョミン・アンサンブル、Marbleの1stアルバム「曙光 -SHOKOU- 」が来年3月に一般発売を控えていますが、それに先駆けて今月3日より、iTunes Music Storeなどで6曲が収録されたミニアルバムが配信開始。
MySpaceのアーティストページでも3曲を試聴できます。同サイトではアルバムの製作日記も公開されています。

matryomin-marblealbum.jpg 「曙光(しょこう)」 ミニ・アルバム / Marble
1. Caravan
2. Dark Eye (黒い瞳)
3. Chiisana Sora (小さな空)
4. Edo Spectacle (江戸スペクタクル)
5. Marble's Winter Medley (マーブルの冬)
6. Song of Marble (マーブルのうた)

【関連したサイト】
■ Mandarin Electron - マトリョミンとテルミンの情報サイト
■ Mandarin Web Shop (マンダリン・エレクトロン サイト内)

試聴してみると、まるで人間がファルセットで歌っているみたい。マトリョミンの演奏には検定もあって、プロになるとこんな安定した音が出せるのですね。以前、触ったときにはチューニングだけで疲れてしまった己。

Radioheadのアルバム「Kid A」では、このテルミンに似たあの不思議な音色が登場しますよね。ジョニーが出しているあの音は最初、テルミンを使う案もあったけど、結局安定性を重視して、右手のリボンで音程を取るオンド・マルトノを選んだというエピソードを聞いた覚えがある。
「KId A」とオンド・マルトノについては、雑誌「BUZZ」2001年11月号の、世界的オンディストであるハラダタカシ氏とジョニーの対談&レクチャータイムのページが詳しい。
ハラダ氏にお手本を弾いてもらったあと「弾いてみて」と促され、モジモジしながらも楽器に触れ、頬を赤らめるジョニー。・・・ここだけ描写がやけにかわいいんだから。

動画は、その誌面でジョニーが告白していた、「マルトノ奏者に(独学の奏法を)笑われた」という2001年のパリでのTV収録ライヴから。ジョニーのオンド・マルトノはあのつんのめるような前傾姿勢がかっこいいんだよ!

■ Radiohead How To Disappear Completely

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