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thom-kitten: 2008年5月アーカイブ

wrdmag_thm001.png イギリスで発売中の月刊誌「WORD」にて、Radioheadの巻頭特集。
「Radiohead : The Escape Artist」と題された、バンドへのインタビュー記事。
HPで、5ページにわたって記事が掲載されています。
本誌はバックナンバーで、一冊ずつ購入できるようです。
■ WORD Magazine (June, 2008)

(source : at ease)


バンドのアメリカでのツアー第一弾は、来週の18日まで。
アメリカの音楽雑誌をチェックしときましょう。何か、記事があるかも。
■ Rolling Stone Magazine
■ SPIN Magazine
■ Filter Magazine

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アメリカのインターネットラジオ・サービス「finetune」はアカウント取得後、すぐにプレイリストを作成可能。好きな音楽を最低でも45曲加えて、1つのプレイリストの完成です。ただし1アーティストにつき3曲まで。出来上がったプレイリストはコードを取得して、ブログなどで公開することが出来ます。

選曲は直接、曲名やアーティスト名を入力するか、あるいは現在選択しているアーティストのページに「Related Artists」と表示されていて、関連性のある音楽をおすすめしてくれます。
45曲も選ぶのは面倒だ!というユーザーのための、最初に選んだ数曲を参照して、残りを自動的に選曲してくれる「I'm Lazy」という機能がGood。

音源はアメリカで合法的に取得したもの、ということですが、有名どころも揃っています。
例えば、Radioheadは最新アルバム「In Rainbows」の全曲が選べるし、己が最近気になっているFleet Foxesも、曲数は少ないですがちゃんと加えることが出来ます。(Vampire Weekendがまだ入っていない…)
しかし、どういう訳か数ヶ月前から新しくプレイリストの作成が出来なくて、かなりの間放置していました。(こっちに貼っているプレイヤー自体は普通に再生出来るのに…)

ネットをしている間、PCで作業をしている間に音楽を聴くとしますよね。
そういうとき、CD1枚1枚をオーディオで再生するのではなく、PCのなかでランダムで流して聴きたいという人、多いと思います。
音楽好きを自称するリスナーならば、当然、何千曲も入っているだろうし、音質にこだわる人は 、サウンドファイルをAIFFとかWAVとか非圧縮で保存していたりして、PCに思わぬ負荷がかかってしまうわけで。

で、ウェブブラウザ上で音楽を聴けるように、ずっと「fnetune」に代わるインターネットラジオを探していました。「last.fm」は公開するには有料だしなぁ…困った。

こういうものを見つけました。インターネットラジオ・サービス「Jango」
「finetune」で1曲1曲プレイリストに加えていく「手作業感」とは対照的に、こちら「Jango」では、自分の"Station"(プレイリスト)に好きなアーティストを登録するだけ。あとは「Jango」が自動的に、選んだアーティストの曲やそれに近い音楽をどんどん流してくれます。ユーザーはその曲に「Love」「Like」「Don't Like It」などのレート(評価)をつけていくことで、"Station"の選曲に自分の好みを反映させることが出来ます。もちろん、自分で任意にアーティストを加えていくことも可能です。

己の"Station"はこちら。
登録したアーティストはTokyo Police Club、Sparklehorse、My Bloody Valentine、Voxtrot、Cat Power、
Iron & Wine、Radiohead、Blonde Redhead、Death Cab for Cutie、Tortoise、The Dears、
Thom Yorke、Vampire Weekend、Kings of Leon、The Smiths、The Magnetic Fields。
■ Jango - 「The BLOODY tunes! 」by thom-kitten

ページは上下2段のフレーム構造になっています。
プレイヤーで曲を聴いているとき、そのアーティストや曲を登録している他のユーザーが同時に表示されて、SNSの機能も備えています。"my home"というユーザーのページで、"Station"や曲のレートをいつでも管理できます。プレイヤーとメインページはこんな感じ。
jng_pic001.jpg
jng_pic002.jpg

また「Jango」には「Jango Jukebox」というウィジェットがあって、そちらはこんな感じ。忙しく動いているアーティストの写真をクリックすると、それぞれのページにジャンプします。動的、というか、かなり派手なウィジェットです。
「Jango」は好みの音楽を自動的に選曲して流してくれる点が最大の魅力ですが、ベータ版という所為か、システムが若干不安定。このウィジェットは特に扱いにくく感じました。これからどんどん改良されていくようです。

一通り「Jango」のStationを作り終えて、タグクラウドも出てきたし、一件落着。そのStationをがんがんパワーアップさせるべく、前はどんな音楽を登録してたのか確認しようと思って、何気無しに、数ヶ月ぶりに「finetune」を訪れてみました。





うわ、復旧していやがる・・・。

腹が立ったのでプレイリスト、少し変えてやりました。Fleet Foxes、すげぇ良いわぁ。
■ finetune - 「Radio thom-kitten 09.1」(tracks 50)

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at easeと並んで、Radiohead情報でお世話になっているファンサイト、green plastic radiohead。ここのウェブマスターさんが、フロリダのライヴの写真を大量に集めてFlickrで公開しています。
■ green plastic radiohead
■ Flickr - The Green Plastic Radiohead Pool

Pitchforkなどに掲載されていたステージの写真は接写が多くて、今年のステージセットが一体どういうふうになっているのか、とても気になっていました。今回は、天井からガラス管のようなものがたくさんぶら下がっています。これ自体が光るのか、それともステージ全体の照明を受けて、こういう色になっているのか?今年も目にしぱしぱ来ることは間違いなさそうです。

スクリーンは横長のものが後方に設置されているようです。2006年のミニ・ツアーのときは「割れた鏡」のようなスクリーンでかっこ良かった。けれど実際、現場は映像の調整とか難しかっただろうな。

6日のタンパ公演で「You And Whose Army?」をプレイしたとのことで、YouTubeをうろうろしていましたら、これを見つけました。今年のステージセットもなかなか凝っているようで、本番が楽しみです。

■ Radiohead Live in Tampa - 「You And Whose Army?」

「どんだけこの曲好きなんだよ!」という指摘は受け付けませんので悪しからず・・・。

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5月6日付けのRadiohead.com/DEAD AIR SPACEに先々日終了したウエスト・パーム・ビーチ公演の写真が4枚アップされています。

左から、フィル、エド、トムのドリンク。
ボトルにはそれぞれ手書きと思われる名前。
フィルは丁寧な文字、
エドはわざわざフルネームで記名(スタッフに同じ”Ed"さんがいるのでしょうか?)、
トムはいつもの汚い文字、しかも「爆発」しています。
・・・キャラ出過ぎです。

h20bottles_rhd.jpg
(source : Radiohead.com/DEAD AIR SPACE)

6日は場所を移動して、同じフロリダ州タンパでの公演。
こちらでは「Pyramid Song」「The Tourist」と名曲2曲を演奏。セットリストはこちらへ
(source : at ease)

 
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5月5日からスタートしたRadioheadの2008年のツアー。初日はアメリカ・フロリダ州、ウエスト・パーム・ビーチから。

音楽ニュースサイトのPitchforkで、たくさんの写真とともにライヴの様子が報告されています。
■ Pitchfork - Photos: Radiohead [West Palm Beach, FL; 05/05/08]

(05, May 2008 / Live in West Palm Beach, FL, US)

01 All I Need
02 Bobysnatchers
03 There There
04 Reckoner
05 The Gloaming
06 Morning Bell
07 Nude
08 How to Disappear Completely
09 15 Step
10 Weird Fishes/Arpeggi
11 Idioteque
12 Bullet Proof..I Wish I Was
13 Where I End and You Begin
14 Airbag
15 Everything In Its Right Place
16 The National Anthem
17 Videotape

(encore)
18 Optimistic
19 Just
20 Faust Arp
21 Exit Music (For a Film)
22 Bangers & Mash

(encore)
23 House of Cards
24 Street Spirit (Fade Out)

(source : Pitchfork)

全24曲のうち、最新アルバム「In Rainbows」からは「Jigsaw Falling Into Place」を除く9曲と、「In Rainbows(Disc 2)」に収録されている「Bangers And Mash」がプレイされました。その他は過去のアルバムからほぼ偏りなく選曲されているようです。

先日のDiaryで書いた「Optimistic」フラグ、本番に来ましたね。
前々回のツアーまで定番曲だった「Paranoid Android」は、やっぱり今年も無し?ライヴレポートは、今後何か珍しい曲をした時などにDiaryで紹介していきます。

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いよいよ本日、アメリカ・フロリダ州からスタートします、Radioheadの2008年のツアー。この記事を書いている時点では、アメリカはまだお昼間。行きもしないのに、なぜだか気持ちが高ぶってきております。

2日付けのDiary「Radiohead New Videos」で紹介した、アメリカの「VH1」チャンネルで放送された最新スタジオライヴ「Radiohead_In Rainbows_From The Basement」は、結局、日本では番組のHPにアップされた動画すら見ることが出来ないようです。

曲は「Bodysnatchers」「Nude」「Weird Fishes/Arpeggi」「15 Step」「House of Cards」「Reckoner」と、過去のアルバムから「Myxomatosis」「Optimistic」「Where I End And You Begin」を演奏。YouTubeで、同じユーザーが動画をまとめてアップしていました。
(というわけで、先刻から保存作業中・・・。それにしても「Perian」様様ですね・・・。)

■ Radiohead - 「Bodysnatchers」(Radiohead_In Rainbows_From The Basement)


■ Radiohead - 「Nude」(Radiohead_In Rainbows_From The Basement)


■ Radiohead - 「15 Step」(Radiohead_In Rainbows_From The Basement)


■ Radiohead - 「Optimistic」(Radiohead_In Rainbows_From The Basement)

トムは声のコンディションがかなり良さそうですね。美しく伸びていて、良い歌声です。

ところで、かなり久々に耳にしました「Optimistic」。封印したんじゃなかったのか。
己がギターで弾ける数少ないRadioheadの曲ということで、変に思い入れのある曲です。
2000年以降のツアーでは序盤、何度か演奏した記録があるものの、その後あまりセットリストには登場しなくなってしまったらしい。当時のブートの音源を聴いてみたことがあるのですが、アルバムと比べると何だかちぐはぐな印象でした。

で、今回のこのお披露目です。
「今年のセットリスト候補に入ってるんで聴いとけ」っていう、これって立派なフラグじゃないか?!勝手に期待してるぞ、Radioheadよ。

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アメリカ誌「Time」の最新号の特集「世界で最も影響力のある100人」で、Radioheadが選出されました。
■ Time - The World's Most Influential People

記事はワーナー・ミュージック・グループのCEO、Edgar Bronfman Jr.氏。

最新作「In Rainbows」において、実験的なデジタルダウンロード方式での販売や、購入者が自由に価格を決めることが出来た点など、その革新的な方法(=「Do A Radiohead」)と業界への影響が評価されています。
■ Time - The 2008 TIME 100 - Builders&Titans「Radiohead」
(source : at ease)

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4月30日付けのDiary「Radiohead New Video」で紹介しました、 「MTV EXIT」キャンペーンのためのプロモーションビデオ「All I Need」が公開されています。

二人の少年のある一日を写したビデオ。対照的な色彩設定だけでも感じ入るものがあります。

■ MTV EXIT & Radiohead - 「All I Need」

Radiohead 「All I Need」
次にどうしようかと 準備を整えている
僕は暑い車の中に捕らえられた動物
一日中、あなたの無関心にさらされて

「あなたにいてほしい」
「あなたと離れたくない」
想いの深みに埋もれていく 僕は葦の野に身を隠す

僕はあの光を求めて群がる一匹の蛾
暗闇を抜け出そうとしている、ただ一匹の虫

あなたから離れるわけにはいかないのです
だって他に誰もいないのだから

「あなたにいてほしい」
「あなたと離れたくない」
想いの深みに埋もれていく 僕は葦の野に身を隠す

全部間違ってる
問題ない、大丈夫さ
全部間違ってる

「葦の野に身を隠す」と訳させていただいた部分、ちょっと難しかったので調べていたら、
バンドのアートワーク担当、Stanley Donwoodのブログ「Hodiau Direkton」に、この歌詞と同じ名前の絵が掲載されていました。
コメント欄:18で、名無しさんが興味深い解釈をされています。
■ Hodiau Direkton - LYING IN THE REEDS SM

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