[naku-yoru] :: DIARY: 2008年6月アーカイブ

2008年6月アーカイブ

June 10, 2008

An Amazing Voice...

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先日、Dead Air Spaceにコリンの投稿でアップされていたのは、白いソファに座ってアコースティックギターを奏でつつ、Portisheadの「The Rip」をカバーするトムとジョニーの映像。
10年ぶりのリリースとなったPortisheadの新作「Third」に収録されたこの美しい曲。余程お気に入りなのか、Radioheadは5月のUSツアーで、サウンドチェックのときにも演奏していたそうです。
(source : Dead Air Space


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うーん、素晴らしい。女性的な繊細さを帯びたメロディがトムの歌声で表現されて、美しさと陰鬱さのシナジー効果。本家であるベスが歌う「The Rip」がこれまた格段に暗くて美しい。

■ Portishead - 「The Rip」(Live on "Later...")

prtshd-third.jpg 「Third」 / Portishead
label : Universal
release : April. 2008

女性シンガーの曲のカバーといえば、これしか思いつかなかった「Nobody Does It Better」。
トムは力入り過ぎじゃないの?っていうくらいで、これもかなりエロくて良かった。

[MP3を再生する]
Radiohead「Nobody Does It Better」(Carly Simon's cover)

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先日からスタートしたRadioheadのUK&ヨーロッパ・ツアーは7月初旬まで。
6日はアイルランド・ダブリンでライヴが行われました。

06・06 Dublin/Ireland
06・07 Dublin/Ireland
06・09 Paris/France
06・10 Paris/France
06・12 Barcelona/Spain
06・14 Nimes/France
06・15 Nimes/France
06・17 Milan/Italy
06・18 Milan/Italy
06・20 "Southside Festival" Neuhausen ob Eck/Germany
06・22 "Hurricane Festival" Scheessel/Germany
06・24 London/England
06・25 London/England
06・27 Glasgow/Scotland
06・29 Manchester/England

07・01 Amsterdam/Netherlands
07・03 ”Roskilde Festival” Roskilde/Denmark
07・05 "Rock Werchter Festival" Werchter/Belgium
07・06 "Main Square Festival" Arras/France
07・08 Berlin/Germany

ツアーに出る前、ラジオ番組で(…多分)エドが(…多分)「新曲の準備が既にあって、ツアーが終わって、またスタジオに入る予定だ」と言っていました。(…多分)

で、さっそくダブリン公演で新曲が披露されたそうです。
タイトルは「Super Collider」。
音源を聴くと、今はまだトムのピアノ弾き語りだけのようです。
知らない曲だから、皆しーんとしていて聴き易いったらない。
(source : at ease)

ちなみに・・・
お気に入りの音楽ブログ、Dead Flowersにこの曲のMP3ファイルがアップされていました。
ここのウェブマスターはR好きのようで、時々過去のライヴ音源などをアップしています。

■ Radiohead New Song - 「Super Collider」(Live in Dublin)

新曲と聞いて思い出されるのはこの写真
のちに「In Rainbows」と呼ばれるアルバムの候補生というべきものでした。不鮮明にもかかわらず、頑張ってこれをほとんど解読してた人がどこかにいたような…。この中に「Super Collider」なんて見当たらないが、「Jigsaw Falling Into Place」が作業中は「Open Pick」というタイトルだったように、この新曲も改名されたものなのかもしれない。
そういや、あの一風変わった曲「Spooks」はどうなったんだろう? Rの曲でインストものは初めてって訳じゃないが、あそこまで短い曲は無かったような気がする。ジョニーファンが泣いて喜ぶ、のかどうかは知らないが、それくらいジョニー独壇場でかっこいい。ああいう音は凄く好きだ。

■ Radiohead Unreleased Song - 「Spooks」(Live in Wolverhampton 2006)

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Radioheadの最新ニュースを得るために参考にしている英語のファンサイトで、At EaseはRSSフィードから定期購読をしているけれど、green plastic radioheadの方はご無沙汰していましたので、今日久しぶりに訪れてみました。
■ green plastic radiohead

6月3日付けの記事にアップされた若き5人の写真に照れつつ、iTMSに「Best of」が登場したニュースや、コーチェラ・フェスで「Creep」をカバーしたPrinceが、YouTubeに投稿されたそのショーの動画を消しまくってる件などなど。

そして、下へつらつらと送っていくと、5月28日付けの記事で何やら虹色のきれいな3D写真。
記事によると、これはw.a.s.t.e. central にトムが投稿した写真で、現在製作中の「House Of Cards」のミュージックビデオからのスクリーンショットではないか?と推測されています。
全文は以下のリンクへ。
■ green plastic radiohead - Screen shots of "House of Cards" video?
(source : green plastic radiohead

ついでにw.a.s.t.e. centralもご無沙汰してましたので、こっちも久しぶりにログインしてみました。(w.a.s.t.e. centralの概要については過去ログを参照下さい。
>>> 「RadioheadがSNSを立ち上げました。 [naku-yoru] :: DIARY
メンバー数はかなり増えていて、現在17764人でした。

メンバー検索で「Thom Yorke」と入力すると200程ヒットしますが、本人もちゃんと参加しています。
w.a.s.t.e. centralのプロフィール欄には、住んでいる地域や年齢、好きな音楽や映画、本、好きな言葉などスタンダードな項目が並んでいます。トムのプロフィール欄は、確かこのSNSがスタートしてすぐは空欄だったはずでしたが、現在はいろいろと書き込まれています。・・・本当は7歳の男の子らしいです、トムくん。
一番ウケたのは「Favourite quotes」。で、出た!Shopaholic!ユニークな自己紹介に、思わずにやりとさせられました。
そして、左側サイドバーのミュージックプレイヤーには「wrd fshs」と題された曲があって、これは「Arpeggi」のリミックスのようです。
w.a.s.t.e. centralのメンバーに加わっている方は、是非トム少年を探してみてください。

件の3D写真ですが、トムがプロフィールの中で他の写真とともに公開していました。
添付用のコードが取得できたので、下に貼ってみました。
・・・ここはSNS外のブログになるので、本人の許可が必要なのかな?
■ w.a.s.t.e. central


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Bjorkとともにアイスランドを代表するアーティスト、Sigur Ros。
5枚目となるフル・アルバム「Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust」(邦題:「残響」)が今月発売されます。(日本国内盤は7月2日発売)
今作ではプロデューサーにFLOODを迎え、初めてアイスランドから離れてのレコーディング。

sgrs-zankyo.jpg 「残響」/Sigur Ros
オリジナルタイトル「Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust」
ralease : 2nd, July 2008
label : EMI Music Japan

バンドのオフィシャルサイト(日本)のトップページでは、アルバムのオープニングを飾る曲「gobbledigook(ゴッベルディゴーク)」を期間限定でフル試聴できます。
が、.ukドメインのオフィシャルサイトの方で、同曲のMP3ファイルがダウンロードできます。トップページからメニュー "media"へ進んでください。(DLにはサインアップが必要)
メニュー "media"では、MP3ファイルの他、ミュージックビデオ、写真、アートワークなど様々なアイテムが公開されています。
■ official sigur ros website(公式ウェブサイト/UK)
■ シガー・ロス OFFICIAL WEB SITE(日本)

と、ここまで書いておいて、Nabbrにこのアルバムのフリーウィジェットがありましたので貼っておきます。
イントロから聴こえるアコースティックギターの和音は軽快で、リズミカルなビートがとても印象的。明るい雰囲気で始まるアルバムに仕上がっているようです。


ちなみに、己のお気に入りのサイト「Dead Flowers」の6月3日付けの記事で、新曲「Festival」がアップされていました。よく見ると、ラジオからリッピング音源・・・?
■ Dead Flowers

本日5日から本格的なワールド・ツアーに入るSigur Rosですが、スタートはなんとメキシコから。その後はアメリカ、ヨーロッパ圏とイギリス、母国であるアイスランドと北欧、後半には東欧とロシアも含まれていて、かなりハードなスケジュールのようです。
NMEのニュースによると、6月17日にアメリカ・NYのMoMAにてスペシャルライヴの予定。場所が場所だけに、どんな「スペシャル」なのか気になるところ。
(source : NME

新作でどうしようもなく気になっているのは、アルバムジャケットの元気なお尻たち。
1stアルバム「Von」から「Ágætis byrjun」、「( )」、「Takk...」まで一連のアルバムジャケットから己が連想したものは「肉体に宿る前の魂」、「胎児」、「( )=新しい名前を付ける」、「少年時代」といった感じで、「人間の成長」といったようなものがテーマなのかなと個人的に思っていました。今回は青年たちの開放的なヌード写真、NSFW(Not Safe For Work=「仕事中に見るには危険な」)なイメージが取り上げられています。「少年時代を経て、性に目覚めた活動的な青年期」といったような意味合いなのでしょうか。

先月、Pitchforkで紹介された記事によると、新作のアートワークを手掛けたのはニューヨークを拠点に活動する写真家、ライアン・マッギンリー(Ryan McGinley)。
上に貼ったウィジェットからは「gobbledigook」のミュージックビデオも見ることができます。これも彼の作品ということなのでしょうが、上も下も全開で写っています。MTVで放送できるのでしょうか?ウィジェットからは、作業中のスタジオ内を撮影した動画なども合わせて見ることができます。
■ Ryan McGinley(公式ウェブサイト)
(source : Pitchfork


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先日のDiaryではあんなダウナーな記事をアップしたわけですが、そういうタイミングで1年ほどご無沙汰している友人からお手紙をいただきまして、気遣いが嬉しいですね。

福岡と新潟の遠さを日頃から嘆いている人に朗報。
和製フェスの草分け、FUJI ROCK FESTIVALの11年の歴史を収録したDVDが、7月23日に発売決定。
タイトルは「THE HISTORY OF THE FUJI ROCK FESTIVAL」。内容は洋邦100組ほどのアーティストのライヴ映像で、第一弾アーティストが発表されています。引き続き交渉中のアーティストもいるとのことで、内容はこれから更にボリュームアップの予定。下のリスト、見ただけでもう既に膨満感。

赤犬 / ASIAN DUB FOUNDATION / AUDIO ACTIVE / BACK DROP BOMB / BANDA BASSOTTI
BJORK / BLANKEY JET CITY / BOOM BOOM SATELLITES / BOREDOMS / BRAHMAN
BRIAN ENO & J.PETER SCHWALM〜Drawn From Life / BUFFALO DAUGHTER
CAPTAIN FUNK / THE CHEMICAL BROTHERS / CORNELIUS / クレイジーケンバンド
THE CURE / 電撃ネットワーク / 電気グルーヴ / DJ KENTARO / eastern youth
ELVIS COSTELLO / FATBOY SLIM / FRANZ FERDINAND / Fumiya Tanaka
GeorgeClinton&Parliament/Funkadelic / GOMA&JUNGLE RHYTHM SECTION
Guitar Wolf / HAPPY MONDAYS / ハリー・ホソノ・クインテット / THE HIGH LOWS
Hi-STANDARD / IGGY POP / iLL / 忌野清志郎 / 井上陽水 / JOE STRUMMER & THE MESCALEROS
KEMURI / マリ国立民族舞踊団 / MASSIVE ATTACK / MOGWAI / MO'SOME TONEBENDER
NEW ORDER / OASIS / 奥田民生 / Panorama Steel Orchestra / PATTI SMITH / PEALOUT
PHISH / PIXIES / PRIMAL SCREAM / くるり / RED HOT CHILI PEPPERS
ザ・ルースターズ / ROVO / SAKE ROCK featuring 二階堂和美 / サンボマスター
渋さしらズオーケストラ / SHING02 / SIGUR ROS / SONIC YOUTH / SOUL FLOWER UNION
Spiritualized / SUPERCAR / 少年ナイフ / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
東京スカパラダイスオーケストラ / TUCKER / UA / 上原ひろみ / UNDERWORLD
V∞RE!!!!!!DOMS / THE WHITE STRIPES / 山下洋輔 / ゆらゆら帝国
(source : BARKS

今年のFUJI ROCK FESTIVALの日程は7月25日(金)から27日(日)。
25日(金)のヘッドライナー、My Bloody Valentineはコンプリートボックスが発売延期になったことで、ファンの間では「来日は大丈夫なのか?!」と懸念の声声。ケヴィン・シールズの気分次第であることは言うまでもない?

7月26日のヘッドライナーはUnderworldにPrimal Screamという、殺人的な組み合わせ。
Primal Screamは、7月16日に新作アルバム「Beautiful Future」が日本先行発売。ワーナーミュージック・ジャパンのウェブサイトでは、先日よりこのアルバムからの第一弾シングル「Can't Go Back」のストリーミング試聴がスタートしています。かなりかっこええです。
■ ワーナーミュージック・ジャパン - Primal Scream「Beautiful Future」
Underworldは一度ライヴで音を浴びたい。

■ Primal Scream - 「Rocks(Glastonbury Festival '03)」


■ Underworld - 「Two Months Off」

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June 2, 2008

Rain down, rain down...

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基本的にこのブログは、己個人のための音楽ニュースの備忘録。
「Monthly Best Tunes」では、新旧問わず、その月によく聴いていて「良い」と思った音楽を翌月の初めに更新しています。

が、5月のDiaryを今日振り返ってみたら、見事にRadioheadのネタばかり。確かにRはこの月からUSAツアーが始まってニュースも多かったし、そっちは問題ないのですが、音楽への興味と嗅覚がかなり働かなかった一ヶ月だったようです。というわけで、5月の「Monthly Best Tunes」は形になりそうにないため、休ませていただきます。

音楽という話だけでなくて、生活全般において、感性も反応も鈍い。鈍いどころか、ほとんど働かない。生活環境が変わったことに対するストレスの谷間はもう既に通り過ぎたはず。基本的に鬱気質で、あれとは長い付き合いになるけれど慣れるものでもないですね。6月は雨傘の季節なので、尖端恐怖症(軽度)の人間にはちょっと面倒な季節だったりする。

この記事、良い。特に5つめの「戻せ」が。
■ 60坪書店日記 - 「書店で守るべき、たった5つの事」

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