[naku-yoru] :: DIARY: 2009年5月アーカイブ

2009年5月アーカイブ

早春、USインディーズロック・ファンを小躍りさせた最強コンピレーション・アルバム「Dark Was The Night」。 5月3日にニューヨーク、Radio City Music Hallで行われたスペシャルライヴの模様が、NPRの番組「LIVE IN CONCERT」で28日から放送されています。いつものとおり、ポッドキャスティングも可能。

番組は1時間44分で、セットリストは以下のとおり。
アルバムの「Train Song」という曲で、Death Cab For Cutieのベン・ギバートとデュエットをしていたFeistは、このライヴではBon IverことJustin Vernonと共演。甘い歌声のベンと一緒のときも良かったけど、Bon Iverと合わせるとビターな雰囲気が加わっております。

The Dirty Projectors
"Useful Chamber"
"Stillness Is the Move"
"Ambulance Man" with David Byrne
"Knotty Pine" with David Byrne
My Brightest Diamond
"Feeling Good"
The National
"Vanderlylle Cry Baby"
Dave Sitek
"With a Girl Like You"
David Byrne
"Don't Fence Me In"
"Dreamworld: Marco de Canavezes" with Justin Vernon
Bon Iver
"Brackett, WI"
"Blood Bank"
Bon Iver and Aaron Dessner
"Big Red Machine" with Matt Berninger
"Flume"
Feist
"Train Song" with Justin Vernon
"Someday Baby"
Sharon Jones
"Not Gonna Cry"
"When I Come Home"
"Inspiration Information"
"100 Days, 100 Nights"
Ensemble Encore
"This Land Is Your Land"

rhcompi.jpg 「Dark Was The Night」/ Various Arists(A Red Hot Compilation Album)
release : Feb, 2009
label : 4AD(US)、ベガーズ・ジャパン(日本)

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May 29, 2009

Yacht「See Mystery Lights」

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yacht-band.jpgポートランド出身のエレクトロ・ポップ・ユニット、Yacht。まもなく発売されるというアルバム「See Mystery Lights」から「Psychic City」の音源が公開されています。

公式サイトの情報によると、この曲の元ネタは、過去に地元で交流のあったRich Jensenの「Voodoo City」。
以前、SXSW 2009出演者特集で紹介した、Ear Pwrに通じる、ゆるいエレ・ポップで気楽に聴ける音楽。MySpaceで聞くことの出来る楽曲にもいろいろと面白い音が仕込まれていて、単純な四打ちに終わっていないところが良い。

[MP3]
Yacht「Psychic City」
Rich Jensen「Voodoo City」

[関連したサイト]
■ Y△CHT: Darkness, Light, Duration
■ Y△CHT - MySpace
■ DFA Records

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localnative-band.jpgまだアルバムデビューはしていないものの、これは良い!、シルバーレイク出身の5人組ギターロック・バンド、Local Natives。

ピアノがメインの優しい音響である「Airplanes」もすてきだし、「Stranger Things」ではストリングスに力強いパーカッション、他にもハンドクラップとかバックトラックに様々な音響の工夫が仕込まれていて面白い。ボーカルスタイルはFleet Foxesに共通するものがありますね。Sub Popからデビューはどう?

[ストリーミング]
Local Natives「Airplanes」
Local Natives「Stranger Things」
Local Natives「World News」

[関連したサイト]
■ Local Natives - MySpace
■ Local Natives | Facebook

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昨年、11月8日のDiary「RadioheadのライヴをWOWOWの12のカメラで演出してみよう!」で紹介した、WOWOWでのRadiohead来日公演独占放送とあわせて公開されていたスペシャルコンテンツ、「RADIOHEAD | 12 CAMS, CREATE YOUR RAINBOW」。この上のウィジェット、覚えていますか?

この画期的でユニークな仕掛けがこの度、世界最高峰の名高い広告コンクールであるクリオ賞、インタラクティヴ部門の銀賞を受賞したそうです!これはすばらしい!

今年の2月までこのウィジェットをHOMEのページに貼ってましたが、コードを保存しててよかった。 で、例のそのサイトはまだアクセスできるんですね。今回の受賞でまた遊びにくる人が増えるんじゃないでしょうか。Rファンであってもそうでなくても、かなり楽しめますよ。詳しく知りたい方はBARKSへどうぞ。
(source : BARKS)

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今日5月23日はフィル様のお誕生日。おめでとうございます。

バンドで最年長のフィル。Radioheadの前身バンドであるOn A Fridayが結成される以前に、学校の中でドラムを叩ける人間をトムたちが探していて、上のクラスのフィルに恐々声をかけたというエピソードをバイオグラフィで読みましたが、そんなに緊張するような先輩だったのかな? その当時からスキンヘッドなわけでもあるまいし。

さてフィルの今年の運勢は、

好きなことにチャレンジすべき年
全体運 天空の星たちは、ここ数年ツキに恵まれなかった双子座が再び自分の夢や希望に邁進する時の訪れを告げています。興味のある分野を極めるための勉強、セミナーの受講や資格試験への挑戦、語学の勉強や留学にも良い時。秋までは、時おり自分の好調ぶりに不安を覚える人も。悩んだら友人など信頼できる人に打ち明けて。
仕事運 ここ数年の停滞期を抜け出す変化の年。異業種への転職や日系企業から外資系への転職にも良い時。
健康運 不調を感じたら新陳代謝の悪さを疑ってみて。今年は健康増進のために積極的にジム通いに励むと◎。
ラッキーアイテム 語学教材
ラッキーカラー 水色
ラッキースポット 外国〈英国を含む〉

というものでした。フィルにとって良き一年でありますように。

Morning Bellは、フィルのドラムスとローズ・ピアノによる剛と柔のハーモニーが美しい。
■ Radiohead - Morning bell (live)

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stevereich-musician.jpg一月前のニュースでチェックもれ~。 己の中の文学の神様が谷崎なら、音楽の神様は間違いなくライヒ先生なのです。

4月20日に発表された2009年度ピューリッツァー賞で、音楽部門においてスティーヴ・ライヒの「Double Sextet」が受賞しました。おめでとうございます。この賞はその年にアメリカで初めて演奏された、もしくはレコーディングされた、アメリカ人による楽曲に対して贈られます。ファイナリストにはDon Byron「7 Etudes for Solo Piano」、Harold Meltzer「Brion」が選考されていたようです。
スティーヴ・ライヒの公式サイトで受賞した楽曲「Double Sextet」を試聴することができます。うわー、これは良い!
(source : The Steve Reich Website)

今年のライヒ先生はRadioheadのギタリスト、ジョニーくんとのコラボの噂がありますので、それも楽しみ。

■ Steve Reich • Music for 18 Musicians CD Trailer

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neweuins-band.jpgアメリカのインディーロック・バンド、New Ruinsの新作アルバムを紹介します。デビューアルバム「The Sound They Make 」のリリースから2年、先月末に2ndアルバム「We Make Our Own Bad Luck」をリリースしています。

音楽は己の好きなNeutral Milk Hotelのような味わいもありつつ、新作から公開されている曲を聴くと、ギターの音響がとても心地よいです。元々はElzie SextonとCaleb Meansのデュオでしたが、今回はバックに様々なバンドからメンバーが集まって製作されたそうで、スタンダードな展開の楽曲が主ではあるけれど、音楽的な骨組みはしっかりと組み立てられているのが聴いてとれて気分が晴れる音楽。こういうのを聴くたびにアメリカの音楽っていいなぁと感じます。

[MP3]
New Ruins「Lake」
New Ruins「Symptoms」

[関連したサイト]
■ New Ruins - MySpace
■ Parasol Records : Artists : New Ruins

wemakeourownbadluck.jpg「We Make Our Own Bad Luck」/ New Ruins
release : Apr, 2009
label : Hidden Agenda Records

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Radioheadfeb11-002b.jpg
BBC、MTV、日本の音楽系ニュースサイトでどどっと速報です。
「新作をレコーディング」って書いたのは、勇み足のPitchforkさん。

次は8枚目ですね。
己は「OK Computer」からファンを続けているけれど、まぁよく飽きずに彼らの音楽を好きでいるもんだなぁと思います。「In Rainbows」の楽曲はRadioheadの代名詞「革新的」とは違う、とても優しく豊かな音楽でしたが、次はいったいどんな音楽になるんでしょう。
多分まだ白紙を机の上に広げて構図を考えている段階でしょうけど、次もRadioheadらしい美しい音楽を作ってほしいと期待しています。

Radioheadらしさといえば、このライヴビデオ。
■ RADIOHEAD LIVE FROM THE BASEMENT on Vimeo

RADIOHEAD LIVE FROM THE BASEMENT from mistertuko on Vimeo.

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