[naku-yoru] :: DIARY: 2009年2月アーカイブ

2009年2月アーカイブ

foto2a-juanamolina.jpgこのDIARY第2回目の記事にも紹介した「南米・アルゼンチンのBjork」とも称される、Juana Molina(フアナ・モリーナ)。昨年10月にDomino Recordsから名盤「Son」に続く4枚目のオリジナルアルバム「Un Dia」をリリースしています。

フアナはワールド・ツアーを先月からスタートさせていて、今月から3月1日までアメリカ各地でライヴを行う予定。そして、そのフアナのサポート・アクトをつとめるのが、Laura Gibsonというキュートな女性シンガー。彼女はアメリカ・ポートランドを拠点に活動しているフォークシンガーで、インディーズ・レーベルのHush Recordsからまもなく新アルバム「Beasts of Seasons」をリリースします。

Radioheadなどでも言える事ですが、お気に入りのアーティストのサポートをつとめるミュージシャンの音楽もまた、感性に即ピピッとくるパターンが多いですね。Laura Gibson、とても良い。己がよくお世話になっているNPRでも先日早速レビューが掲載されています。

フアナの公式ウェブサイト、JUANA MOLINA.COMでは新作から表題曲である「Un Dia」のMP3ファイルをフリーでダウンロードすることができます。(Eメールアドレスの入力が必要)この公式サイトでは他にも過去のアルバムから2曲ずつ、MP3音源をZIPファイルで公開しています。

[MP3を再生する]
Juana Molina「Un Dia」from 「Un Dia」
Juana Molina「Río seco」from「Son」
Laura Gibson「Spirited」from「Beasts of Seasons」
Laura Gibson「Hands In Pockets」from 「If You Come To Greet Me」

un-dia.jpg 「Un Dia」/ Juana Molina
release : Oct, 2008
label : Domino Records

beatsoseasons.jpg 「Beasts of Seasons」/ Laura Gibson
release : 24 Feb, 2009
label : Hush Records

[Juana Molinaに関連したサイト]
■ Domino | Artists | Juana Molina
■ MySpace.com - Juana Molina
■ Juana Molina brings her dreamy folktronic music to S.F., plus a farewell - SFGate(「Un Dia」の収録曲6曲を試聴&DLできます)

[Laura Gibsonに関連したサイト]
■ HUSH >> Laura Gibson
■ MySpace.com - Laura GIbson
■ First Listen: Laura Gibson's 'Beasts Of Seasons' : NPR Music

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リベンジなるか? この記事アップしている今、新しいデジカメを買ってたことに気付く・・・

先週はグラミー賞の予約録画だけをしに実家に帰りました。猫写真を撮ってきました。
黒×白は「げんき」。生後一ヶ月くらいの野良のときに、路上でカラスに襲われているところを助けて、それから家で暮らすようになりました。2歳。「ねこ鍋」ならぬ「ねこ籠」。
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深夜、眠っているところを撮影。
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サバ×白は「ラッキーカムカム」。賢い、というより、愛想が良くて世渡り上手(?)な猫。「げんきー」と別の猫の名前を読んだら勘違いしてこっちに来ます。「き」という音で自分の名前を認識しているらしい? 紛らわしい名前付けてごめんねー!
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一番年長の猫「しゃちょう」。多分10歳の大きい猫。一日22時間くらい寝ているので、大体気配がありませんが、人間の晩ご飯の時間は元気。この写真は夕食のときで、水炊きの鶏肉を狙っています。
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猫の日特設ブログ「222.nyanta.jp」も更新中。「猫の本フェア」書評や猫ネタ、猫写真、猫動画など。こちらもよろしくお願いいたします。
■ 222.nyanta.jp

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まず最初に。インディーズで活動している Or, The WhaleFol Chen というバンドを今月紹介しました。彼らの音楽を知ったのはレーベルのリリースニュースなどによるもので、情報源は共通したものではなかったのですが、偶然にもこの2者、SXSW 2009に出演するんですね。まぁ出演バンドが半端なしに多いので、U.S.ロックのマイナー寄りを漁っていたら7割くらいは自然ヒットするのかもしれんけど。今日紹介する彼らもSXSW 2009に出演予定。サブカテゴリ「SXSW2009 特集」を作ってみました。昨年のFleet Foxesに続く先物買い、2匹目のドジョウってわけです。

modernskirts-img.jpg 4人組のバンド、Modern Skirts(モダン・スカーツ)は2004年に結成され、ジョージア州アテネを拠点に活動中。先月に2枚目のオリジナルアルバム「All Of Us In Our Night」をリリースしたばかり。MySpace.comの影響を受けた音楽という項目にThe KinksやThe Beatlesの名前が挙がっているけれど、己が真っ先に思い浮かんだ音楽はXTCの「Skylarking」。エグ味なんてものとは別次元の、普遍的な美メロが耳に素直に入ってくる癒し系。柔らかいポップ・ソングに神経がほっと休まりますね。

バンドは昨年の夏に2週間のヨーロッパ・ツアーを行い、その間にR.E.M.のオープニング・アクトをつとめました。7月1日にはアムステルダムでRadioheadのステージを鑑賞。「2時間のステージ、夕刻の空に突き抜けるトム・ヨークの歌声に鳥肌が立った。素晴らしい」とMySpace.comのブログに記しています。そのバックステージでR.E.Mのマイク・ミルズと一緒にトム・ヨークに会ったときの写真を、こちらのサイトで紹介しています。

[MP3を再生する]
Modern Skirts「Soft Pedals」
Modern Skirts「Pasadena」

[関連したサイト ]
■ Modern Skirts(公式ウェブサイト)
■ Modern Skirts - MySpace

allofusinournight.jpg「All of Us in Our Night」/ Modern Skirts
release : Jan, 2009
label : Modern Skirts Recordings

[動画]

Modern Skirts - Soft Pedals SOM Video from Modern Skirts on Vimeo

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February 11, 2009

宴の始末。

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Radioheadfeb11-001.jpg グラミー賞の受賞について、前回のときと同じようなネガティヴなコメントを残して帰っていたRadioheadのトムとジョニー。ジョニくん、「The Shimpsons」なんて見てるん?
それでもあの「15 Step」のパフォーマンスは評判を呼んだらしくって、やはりプロフェッショナル。思惑がどうでも仕事はきちんとこなします。映像見ていて、トムはあのマーチング・バンドとの競演を楽しんでるように見えたし。

そのグラミー賞での「15 Step」など、主にライヴで披露されたRadioheadのレア音源を新しく追加して、[naku-yoru] :: MUSICのプレイリスト「All My Faves(imeem)」を更新しました。
そして、今まで記事のなかでMP3を再生させるときは埋め込み型のフラッシュMP3プレイヤーを使っていましたが、新しくYahoo! Media Playerに乗り換えました。こちらのほうがコードがシンプルだし、音量調節も可能。
追加した音源の一部をここに紹介しておきます。War Childのチャリティのために作られた曲「I Want None of This」はトムのピアノ弾き語り。w.a.s.t.e.centralのコリンさんのページで公開されているPortishead「The Rip」のカバーは多少、音質に難有り。アコースティック・バージョンの「Reckoner」はとても美しいですね。己もギターを久々に触りたくなってきました。

[MP3を再生する]
Radiohead with The USC Marching Band「15 Step Live at the Grammys」
Radiohead「I Want None Of This(Live)」
Radiohead「Reckoner (Acoustic on Jonathan Ross)」
Thom Yorke and Jonny Greenwood「The Rip(Portishead cover)」

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(Image : Flickr/Jonsson
ネットの幾千万もの動画をストレスフリーで楽しみたい!
例えば、先日のような「グラミー賞授章式でのRadioheadの”15 Step”のライヴパフォーマンス」といったように、お目当ての動画がちゃんと決まっているのならYouTubeの一等強いところなのですが、その逆では時間ばかり消費してキリが無いし、特に音楽モノは、同じ内容の動画が複数のユーザによってアップされていたりすることもよくある話。YouTubeでだらだらと無為に過ごすロータス・イーターな時間の使い方、時々やってしまいます。
今日は9日付のWIRED VISIONのメディア・ニュースから興味深いネタを。

■YouTubeキラーの動画サイト『Blinkx』:顔や音声検索のほか、「番組」も | WIRED VISION

詳細はリンク先の記事を読んでいただくとして、なかなか快適です。
動画サイト「Blinkx」に集められているのは、YouTube、break.comなど動画共有サイトのものや、ITN、ロイター、CNNなど報道系の公式な動画ニュースなど、複数のサイトにある、様々なジャンルに及ぶ動画です。5日に全面リニューアルが完了したようで(記事によると「約3200万時間分の動画をインデクス化」)、「inform me」「entertain me」「give me my own channel」などの新機能も登場しています。
個別ページでは大きな画面に使いやすいメニューバー。ソースや詳細は右側に表示されていて、見た目もすっきりとしていて操作性は抜群。ごちゃごちゃしたYouTubeと差は明らか。
(source:WIRED VISION

1分から2分程度の短いニュース映像やインタビュー映像が豊富で、YouTubeでは埋もれて見つかりにくい動画もここなら簡単に見ることが出来るかも。ただ、貼り付けたときに自動で再生されてしまうのでブログへの投稿には適さないみたいです。参考までにトム・ヨークの映像を2本。
■ Blinkx - 'Name your price' say Radiohead(ニュース)
■ Blinkx - Singer leads green campaign(ニュース / インタビュー)

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実家の方でWOWOWを予約録画しているので、11日にね、VIERA様で美しく見るつもりだったのです。
さっき記事を投稿して、一服して、で寝る前に・・・ああー、指が、指が勝手に意志に反してアクセスしてしまったーっ!

第51回グラミー賞でのRadiohead「15 Step」のステージパフォーマンスをYouTubeから。マーチング・バンドとのダイナミックな競演。HQボタンをぽちっとなとお願いします。おぅ、これはかっこいい!
・・・ではおやすみなさい。

■ Radiohead - 15 Step GRAMMY AWARD PERFORMANCE

ってああー指がまた勝手にー。リハーサルの方が音良いね。
■ vimeo - Radiohead Rehearsal for the Grammys

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rhdband-grammy51st002.jpg 昨日、アメリカ・ロサンゼルスで盛大に開催された、第51回グラミー賞授賞式。

Radioheadはアルバム「In Rainbows」において、最優秀オルタナティヴ・アルバム賞、そして最優秀パッケージ賞(ボックス / 限定版)の2部門を受賞いたしました。おめでとうございます!

受賞作品の一覧はグラミー賞の公式サイトへ。
■ GRAMMY.COM - The 51st Annual Grammy Awards Winners List

他にノミネートされていた主な部門の結果と、受賞を祝しての「In Rainbows」祭り(?)は続きのページへ。

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rhdband-grammy51st.jpgいよいよグラミー賞授賞式が迫ってきました!
日ごろはFMラジオをよく聴いているのですが、DJの話のネタも自然グラミー賞のものが多くて、過去にはパフォーマンスをしたアーティストがその部門を受賞するというケースが普通だったとか。しかし今年は例外ですね。アルバム・オブ・ジ・イヤーはもちろん「In Rainbows」を期待しているけれど、最優秀オルタナティヴ・アルバム賞は是非、Death Cab For Cutieに受賞してほしい! 「Narrow Stairs」はほんとに良作。

先日、At Easeから発信された、Radioheadのグラミー賞授賞式におけるステージパフォーマンスのニュース。マーチング・バンドと競演して、「15 Step」を披露するという驚きの内容でした。そのAt Easeからリハーサルの写真が到着。トムとジョニー、バックにはきらびやかなマーチング・バンドの面々。
(source : At Ease

一瞬、トムがポール・ウェラーに見えた・・・。なんかトム、老けちゃった?
それにしても、「15 Step」っていじられキャラですね。マーチング・バンドは正統だけど、ウェブキャストで見たこのおふざけはひどかったぜ。トム、蓋閉じられる!

■ Radiohead - 15 Step/Seven


(最近、YouTubeの貼り付け動画に現れたタイトルとレートの星が目障り)

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