[naku-yoru] :: DIARY

リニューアルした音楽ニュースサイト、Pitchforkの動画チャンネル Pitchfork.tv で、4ADからリリースされたチャリティアルバム「Dark Was The Night」に参加したThe Nationalのライヴ映像(約7分)が公開されています。


[試聴する]
■ MySpace.com - Dark Was the Night
■ FMusic (MP3) : Dirty Projectors + David Byrne - Knotty Pine

rhcompi.jpg 「Dark Was The Night」/ Various Arists(A Red Hot Compilation Album)
release : Feb, 2009
label : 4AD(US)、ベガーズ・ジャパン(日本)

icon
この記事のカテゴリ:

Aqualungできれいにしめた後にこんなニュースが入ってきました。
レーベル、4ADのウェブサイトで、同レーベルからSXSW 2009へ出演するアーティストの楽曲を無料で配信中。ダウンロードにはEメールアドレスの入力が必要で、ZIPファイルで送られてきます。また、ブログへ貼り付けるためのコードも公開されています。紹介されているのは、Camera Obscura、St,Vincent、Department Of Eagles、M.Ward、Anni Rossiの5組。


icon
この記事のカテゴリ:

aqualung-artist.jpg今日紹介するのは、イギリスのシンガーソングライター、Aqualung。彼の音楽についてはもう説明は不要でしょうか。2003年にヒットした2ndアルバム「Still Life」でAqualungをはじめて知りました。AqualungことMatthew Hales(マット・ヘイルズ)は72年生まれで、写真を見ると少年のような可愛い顔立ちの人です。ハスキーだけど高い音域も出ている声、情感豊かに歌い上げる歌唱力に平伏。ピアノがメインに使われた穏やかな曲調の音楽が心地よく、当時はヘビーローテーションでした。
昨年、自身の4枚目のオリジナルアルバム「Words & Music」をリリースしています。

SXSW 2009では18日、19日のステージに出演予定。
さて、今回の記事で「SXSW 2009特集」は終わりです。特集はまだまだ続きます! 未知の音楽の発掘はやっぱり楽しい。

Aqualung「On My Kees」

[関連したサイト]
■ AQUALUNG | OFFICIAL WEBSITE
■ Aqualung - MySpace

wordsandmusic.jpg「Words & Music」/ Aqualung
release : Oct, 2008
label : Verve Forecast

icon
この記事のカテゴリ:

tinymasters-band.jpg 今日は休日なのでまとめて投稿。本番まであと2週間を切っております、SXSW 2009。
今回紹介するパンク・バンド、Tiny Masters of Today(タイニー・マスターズ・オブ・トゥデイ)はおそらくこのイベントで最年少の出演者ではないでしょうか。ギター&ボーカル担当のIvanは1994年生まれの15歳、ベースとボーカル担当のAdaは1996年生まれの13歳の兄妹。1994年?! 1996年?!! これは驚きを通り越してサブイボが立っちゃうくらいです。96年つったらRadioheadの「The Bends」が出た後ですよ。

兄妹はブルックリン在住。テレビは週末だけ、プレステもない毎日で退屈していたところに、音楽好きの両親の影響で楽器と宅録を始めたのがきっかけ。2004年から曲を書き始めて、2007年にはMute Recordsからデビューアルバム「Bang Bang Boom Cake」をリリースしました。13曲が収録されたこのアルバムではプロデューサーとドラムスをBlues Explosionのメンバー、Russell Siminsがつとめ、ゲスト・ボーカルでYeah Yeah Yeahsのカレンが参加した他、「Hey, Mr.DJ」という曲のリミックスではCSSとThe Liarsが参加したりと、とても羨ましい環境。
MySpaceのプロフィールにある「影響を受けた音楽」というのがまた恐ろしい。The Clash, The White Stripes, The Yeah Yeah Yeahs, Green Day, The Stooges, Blondie,The Velvet Underground, Devo, The Kinks, The Shangri-las, Belle and Sebastian, Nirvana, Abba, AC/DC, The Strokes, Sex Pistols, Gorillaz. ..10歳そこそこでこんなに良い音楽をたくさん経験できて、親御さんの英才教育が想像できます。
SXSW 2009では21日のステージに出演予定。

[MP3を再生する]
Tiny Masters of Today「Radio Riot」
・ウィジェットからアルバム全曲試聴できます

Tiny%20Masters%20of%20Today
Quantcast

[関連したサイト]
■ Tiny Masters of Today(公式ウェブサイト 英語 / 日本語)
■ Tiny Masters of Today - MySpace
■ Mute Records

bangbangboomcake.jpg「Bang Bang Boom Cake」/ Tiny Masters of Today
release : Oct, 2007
label : Mute Records

icon
この記事のカテゴリ:

March 6, 2009

The Egg「Forwards」(SXSW 2009)

| | コメント(0)

theegg-band.jpg今日のSXSW 2009特集は、大西洋をわたってイギリスの音楽を紹介。
The Egg(ジ・エッグ)はNed Scott、Maff Scott、Ben Cullum、Matt Whiteの4人組バンド。90年代にイギリス・オックスフォードでバンドを結成し、2004年までに3枚のオリジナル・アルバムをリリースしています。現在、バンドは新しいアルバムの製作に取り組んでいるそうです。SXSW 2009では18日のステージに出演予定。

これまでこのDiaryで紹介してきたSXSW 2009出演者はすべてアメリカのミュージシャンで、今回始めてイギリスのバンドを紹介しました。ビートも強く、シンセサイザーやギター・サウンドの音響効果が巧みに重ねられて装飾的ではあるのだけど、決して気分が高揚するような音ではなく、摂氏7度くらいの少し冷えた空気が音楽全体を引き締めている感じ。この辺はいかにもUKの音。

[MP3を再生する]
The Egg「Nothing」
The Egg「Funky Dube (live at Glastonbury)」

[関連したサイト]
■ The Egg(公式ウェブサイト)
■ The Egg - MySpace
■ Squarepeg - High Quality Music Downloads from Bleep.com / MP3ミュージック・ストア

forwards.jpg「Forwards」/ The Egg
release : Aug, 2004
label : Squarepeg

icon
この記事のカテゴリ:

ff-bandmarch06.jpgFleet Foxesの記念すべき20本目の記事に、このニュースを持ってくることが出来て、ファンとして感無量です!
待ちに待ったFleet Foxesの国内盤が、Trafficというレーベルから3月25日にリリースされることが決定しました! Amazonによると、オリジナルの1stアルバム「Fleet Foxes」と、デビューシングル「Sun Giant」がセットになった限定版とのこと。これはすばらしいですね。

昨年の夏以降から、国内のブログでもFleet Foxesのアルバムの感想が多く取り上げられるようになりました。己が最初にFleet Foxesの記事を書いた昨年の5月はまだアルバムがリリース前で、確かそのひと月くらい前にBBC Radioでたまたま流れた「Mykonos」を聴き、シングル盤「Sun Giant」の楽曲を聴いただけだったのです。アルバムが出たときはシングル盤の名曲であった「Mykonos」や「English House」はおろか全曲が除外されていて、とても残念に思っていました。
この度めでたく、そのアルバムとシングルがセットでリリースされるということで、このDiaryで19本も記事を書き、1年近く地道にファンを続けてきた甲斐があったというもの。これからFleet Foxesの音楽を聴いてみようという人、まだ少ししか聴いていない人、是非どうかこの2枚を合わせてじっくり聴いていただきたい。Trafficさん、Fleet Foxes、ありがとうありがとう。便乗して、我がDiaryのFleet Foxesカテゴリの記事とウェブページ・FLEET FOXESもどうぞ宜しく。

ところで、このタイミングで国内盤がリリースということになると、今年の日本の夏フェスへの参加とかかなり気になります。先日、FRFの第一弾出演アーティストが発表されていましたが、とりあえず名前はまだ無し。Fleet Foxesは昨年中はずっとツアーで世界各地を巡業していて、今年のスケジュールはMySpaceによれば、5月25日のSasquatch! Music Festivalで終わり。ロビンも次のアルバム製作についてのコメントをPitchforkで軽くほのめかしていたので、6月以降はオフ&スタジオ入りなのかもしれないけれど・・・どうにも予測がつきませんね。願わくば新潟よりも大阪へ。

[関連したサイト]
■ Fleet Foxes - MySpace
■ Traffic(レーベル / 日本)
■ Fleet Foxes (live at at The Metro) (FMusic) / 己のお気に入りのウェブサイト、FMusicさんもFleet Foxesをずっとフィーチャーされてきました。最新の記事は1月のライヴのフル音源と写真。すばらしい。

[動画]
一度紹介した動画のなかでおすすめを2本紹介。
■ La Blogotheque - The Take Away Show - Fleet Foxes


■ Fleet Foxes Live at Rockpalast Festival(part 2) - Vimeo



fleetfoxes_album.jpg 「Fleet Foxes + Sun Giant EP(フリート・フォクシーズ + サン・ジャイアントEP)」/ フリート・フォクシーズ
release : 8 April, 2009
label : Traffic

(4月3日追記:アルバムの発売日を訂正しました)

icon
この記事のカテゴリ:

michna.jpgSXSW2009特集の記事も10本を突破して、まったくこんな夜中に何しているんだろう。でも、もうすぐあの美声シンガーを登場させる予定ですので、ここでいったん耳を休ませリセットする意味を込めて、チルアウトな音楽を紹介。

MIchnaことAdrian MichnaはNY、そしてマイアミで育ち、90年代にはSecret Frequency Crewというグループで音楽活動をスタート。現在ブルックリンを拠点に、Ghostly Internationalに所属してレコード製作に取り組むと同時にDJ Egg Foo Youngという名前でクラブに出没しているとか。トロンボーン吹きのビート・メイカーなんて初めて見ました。SXSW 2009では18日のステージに出演予定。

[MP3を再生する]
Michna「Do What You Want To Do」
Michna「Swiss Glide」

[関連したサイト]
■ Michna - MySpace
■ Michna - Ghostly International

magicmonday.jpg「Magic Monday」/ Michna
release : Sep, 2009
label : Ghostly International

icon
この記事のカテゴリ:

grizzlybear-band.jpg今日のSXSW2009特集は、先日のSchool of Seven Bellsと同じNY・ブルックリン組であるバンド、Grizzly Bear(グリズリー・ベア)を紹介します。
彼らの名前はRadioheadファンならば、昨年のワールド・ツアーの様子を伝えるニュースの中で目にしたことがあるかもしれません。8月のアメリカ・ツアーのなかでRadioheadのステージの前座をつとめたのが彼ら。5月26日に3枚目のオリジナルアルバム「Veckatimest」をWarp Recordsからリリースします。メンバーはDaniel Rossen、Christopher Bear、Edward Droste、Chris Taylorの4人。

2004年にデビューしたばかりですが、これまでこのDiaryで紹介したSXSW 2009出演バンドと比較して、MySpace.comの音楽再生回数が桁一つ違っています。PitchforkやYou Ain't No Picassoで度々登場していて、音楽ファンの関心の高さが伺えます。今年のSXSW 2009では、19日と20日に出演予定。
Rのサポートアクトでは一体どんなステージだったのでしょうか? 音楽性は一言では言い表せない複雑さを持っています。ファルセットも入る多重ボーカルのハーモニーは神秘的な響きで、アコースティック・サウンドと空間的な音響効果のミックスが絶妙。久々にこんなに密な音楽を聴きました。これは隙無し。フリーフォークというには優美さがずっと勝っていて、RのサポートつながりでSparklehorseの音楽なんか似ているかもしれない。独特ではありますが世界観ははっきりと印象強く、美しいノスタルジックな味わいもある音楽で不思議と安らぎを感じます。癖になりそう。
今回のMP3音源は公式サイトの"Audio"で公開されているうちの2つをピックアップ。同じページで2ndアルバム「Yellow House」の全10曲を聴くことが出来ますので、そちらがおすすめです。

[MP3を再生する]
Grizzly Bear「On a Neck, on a Spit」 from Yellow House
Grizzly Bear「He Hit Me」from FRIEND

[関連したサイト]
■ Grizzly Bear(公式ウェブサイト)
■ Grizzly Bear - MySpace
■ Grizzly Bear @ Lollapalooza 8.01.08 - You Ain't No Picasso(ライヴ音源)
■ [BOOTLEG] Grizzly Bear + Brooklyn Philharmonic 2.28.08 - You Ain't No Picasso(ライヴ音源 / rarファイル)

veckatimest.jpg「Veckatimest」/ Grizzly Bear
release : May, 2009
label : Warp

[動画]
お馴染みLA BLOGOTHEQUEのTake Away Showから。
■ Dailymotion - 1 AN - GRIZZLY BEAR - PLANS

icon
この記事のカテゴリ: